空手東京五輪代表の佐合尚人選手と染谷真有美選手の選び直しが発表に!男子67キロ級と女子61キロ級が白紙に!?

空手東京五輪代表の佐合尚人選手と染谷真有美選手の選び直しが発表に!男子67キロ級と女子61キロ級が白紙に!?

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目次

空手東京オリンピック代表選び直しが発表に

2020年5月21日、全日本空手道連盟の香川政夫選手強化委員長が
選び直しを発表しました。

いったん、確定した日本代表の選び直しをするのは、全競技を通して初めてのことです。

男子67キロ級と女子61キロ級が対象に

空手の種目は男女合わせると全部も8種目あります。
その中で選び直しの対象となったのは、男子67キロ級と女子61キロ級だそうです。

影響の出る組手2階級の代表ということが理由のようです。

男子67キロ級の代表は、佐合尚人 選手(高栄警備保障)
女子61キロ級の代表は、染谷真有美 選手(テアトルアカデミー)
選考の時点で、2020年3月の最後の大会が中止になってしまったため、その時点のランキングで東京オリンピック代表が確定したのでした。

もしも、3月の大会が開催されていたら?
ということで選び直しを決定したようです。

オリンピックの空手の種目数と選手数は

そもそも空手のオリンピックは、どんな種目と階級があって
何人の代表の選手がいるのでしょうか。

空手のオリンピックの種目と代表人数は

空手は、形と組手に別れます。
組手には、階級があってオリンピックでは3階級になります。
オリンピックでは、各種目10人で競います。
出場枠が1種目10しかないので、1国、1人しか出場できません。

男女それぞれあるので、形 1 組手 3
空手でオリンピックの種目に出場できるのは、世界で80人ということになります。

東京オリンピックでは、日本は開催国枠があるので
全8種目出場することが可能となりました。
日本代表人数は、男子4人、女子4人の合計8人となります。

オリンピックの組手の階級は

空手の世界大会の組手の階級は、世界空手連盟のWKF階級で
分けられています。

WKF階級では5階級に分かれています。

WKF階級

男子組手

-60㎏級
-67㎏級
-75㎏級
-84㎏級
+84㎏級

女子組手

-50㎏級
-55㎏級
-61㎏級
-68㎏級
+68㎏級

しかしオリンピックでは、3階級とされました。
そのため、階級を統合します。

オリンピック階級

男子組手

-67kg級 (-60㎏級、-67㎏級)
-75kg級 (-75㎏級そのまま)
+75kg級 (-84㎏級、+84㎏級)

女子組手

-55㎏級 (-50㎏級、-55㎏級)
-61㎏級 (-61㎏級そのまま)
+68㎏級 (-68㎏級、+68㎏級)

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オリンピック出場基準は

オリンピックの出場権は、元々5段階の予選方法で決定するとなっていました。
3月、5月の大会を経て、全員が決定するのは6月でした。

その後、2020年1月24~26日のプレミアリーグ(PL)パリ大会後の世界連盟五輪ランキングで日本勢最上位者が2番手に2千ポイント以上の差をつければ、最も早く代表に決定すると発表しました。

残りの選手も、2月28日~3月1日のザルツブルク大会(オーストリア)で千ポイント以上の差をつけた場合も代表入りできることになっていました。

ところが、新型コロナウイルスの影響で、2月28日~3月1日のザルツブルク大会(オーストリア)の大会が中止になってしまいました。

3月時点のランキングで空手のオリンピック代表の選手が発表になったのでした。

オリンピック代表選手

形男子 喜友名諒 (きゆなりょう)劉衛流龍鳳会
形女子 清水希容 (しみずきよう)ミキハウス

組手男子 67キロ級 佐合尚人(さごうなおと)高栄警備保障 18年世界選手権60キロ級銀メダル
組手男子 75キロ級 西村拳(にしむらけん)チャンプ 18年世界選手権代表
組手男子 75キロ超級 荒賀龍太郎(あらがりゅうたろう)荒賀道場 84kg級 14、18年アジア大会連覇

組手女子 55キロ級 宮原美穂(みやはらみほ)帝京大職 50㎏級世界ランキング2位
組手女子 61キロ級 染谷真有美(そめやまゆみ)テアトルアカデミー
組手女子 68キロ超級 植草歩(うえくさあゆみ)JAL 68kg超級
18年アジア大会68キロ超級金メダル

と決定していました。

ところが、2020年の東京オリンピックの延期が決定して
2021年に行うことになりました。

すると、全日本空手道連盟は2020年5月21日に選手を選び直すと
発表したのでした。

選手は

男子67キロ級の代表は、佐合尚人 選手(高栄警備保障)
女子61キロ級の代表は、染谷真有美 選手(テアトルアカデミー)

の二人が対象となりました。

男子67キロ級は、合併された階級です。
男子67キロ級代表の佐合尚人選手は、18年世界選手権60キロ級銀メダル

女子61キロ級
女子61キロ級代表の染谷真有美選手は、18年世界選手権50キロ級金メダルで現在は61キロ級に出場しています。

「影響の出る」とされることになったのは最終の世界大会で
順位が変わってしまうところにあって、有望な選手が他にもいるということなんでしょうか。

8人のうち2人だけが選び直しとはツライですね。

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