尾畠春夫(おばたはるお)さん78歳 スーパーボランティアが藤本よしきちゃんを発見
尾畠春夫(おばたはるお)さん78歳 スーパーボランティアが藤本よしきちゃんを発見
目次
尾畠春夫さんがよしきちゃんを発見
【状況語る】2歳児発見の尾畠春夫さん「直に家族にお渡ししたかった」https://t.co/417FhssmzX
「2歳児を探した経験から、下ることはないと思っていた」と話し、「尊い命が助かってよかった」と涙を浮かべた。 pic.twitter.com/SieQNBc9C7
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年8月15日
2018年8月12日から行方不明になっていた
山口県周防大島の藤本よしきちゃんを発見したのは
スーパーポランティアの尾畠春夫(おばたはるお)さん78歳だった
よしきちゃんを発見したのは警察ではなく尾畠春夫さん
よしきちゃんを発見したのは、スーパーボランティアの尾畠春夫さんだったというから驚きだ。
8月15日午前6時50分頃、よしきちゃん発見のニュースが飛び込んできた。
尾畠春夫さんはスーパーボランティアだった
警察は午前7時から捜索が開始されることになっていた。
その前に尾畠春夫さんは、午前6時頃、出発した。
スーパーボランティアが発見したのだった。
以前は魚屋さんを営んでいたそうで
現在は78歳。
「学歴もない何もない人間だが、65歳で鮮魚店を辞めて、残りの人生を社会にお返しさせてもらおうと思ってきた」
と全国各地で車中泊しながら、ボランティア活動を行ってきたという。
先日の広島へもボランティアに行っている
その筋では有名なスーパーボランティア。
広県でのボランティアを終え、一時帰宅していたが、よしきちゃん
を報道を聞いてよしきちゃんを探しに
14日に周防大島にボランティアに訪れたという。
過去の経験から判断
以前にも捜索した経験があった。
「大分の佐伯で2歳の女の子を探した経験から、下るということはないと思っていた。不思議なもんで、子どもっていうのは、上に上がるのが好きみたい」
と話し、今朝は家族から行方不明になった場所を聞いて、
「絶対この上にいるなと確信した」と話している。
発見当時の様子は
「よしくん、よしくん」と声をかけながら探していった。
そうすると「おじさん、ここ」と声がしたという。
沢のところで腰かけていたよしくんは
自力で動くことはなかったという。
尾畠春夫さんは隣にいって座り、「よく頑張ったね」と声をかけた。
アメを渡したという。
すると受け取り、急いで、嚙み砕いて食べたという。
その時の様子を
「一瞬、心臓が止まりそうな感じがした。近づいて、“頑張ったね“と言って、飴の袋を取り出したら、袋ごと取って手を突っ込んで開けようとした。自分では破れなかったから、開けて渡してあげたら口に入れて、途端にガリガリと噛んだ。この声の出し方、飴玉を袋ごと取って口に入れる様子を見て、これは大丈夫だなと思った」
と話している。
さらに
「人の命って重いから、何かお手伝いさせてもらえいたいなと思って参加した。尊い命が助かってよかった。“おいちゃん、ここ“と言った時は嬉しかった」
と涙を浮かべていた。
よしくんは、泣きもせず、淡々としていたという。
その生命力の強さが3日間、一人で生き抜いたと言えるのでは。
尾畠春夫さんは両親の育て方がよかったと感じる言っていた。
さらに尾畠春夫さんの熱い思いが通じたのかもしれない。
そして、よしくんは4人兄弟の末っ子
三男というたくましさもあったのでしょう。
尾畠春夫(おばたはるお)さん新たなボランティアへ
尾畠春夫(おばたはるお)さんの挑戦は続く
山口県でよしきくんを救出し、雨の中、差し出された傘も受け取らず、
家に帰り、ひと時の休息をした尾畠春夫さん。
すぐに次のボランティア先へ出かけた
「スーパーボランティア」被災地入り 尾畠さん 新たな“人助け”へ
西日本豪雨の被災地では、18日も復旧に向けて、多くのボランティアが作業を続けているが、広島・呉市には、あの人が駆けつけた。https://t.co/eIL7Wq52aK#FNN pic.twitter.com/PSZjccCfxy
— Fuji News Network (@FNN_News) 2018年8月18日
尾畠春夫さんが西日本豪雨の被災地、広島・呉市で活動するのは、2回目。
尾畠春夫さんは「前回以上にまた、ボランティアをさせてもらおうと思います」と話した。
午後5時ごろ、広島・呉市に到着した尾畠春夫さんは、8月30日まで、土砂の撤去作業などを行う予定
本当にスーパーボランティア。
頭が下がります。