伊調馨 栄和人からパワハラ報道!田南部力コーチが原因?栄氏は否定も内閣府の告発状で発覚か、また週刊文春が伝える
伊調馨 栄和人からパワハラ報道!田南部力コーチが原因?栄氏は否定も内閣府の告発状で発覚か、また週刊文春が伝える
目次
伊調薫は東京オリンピックを目指せないのか
オリンピック4連覇し、国民栄誉賞にも輝いた
日本女子レスリングの伊調馨さん33歳に何が起こっているのか
練習をする場所がない?
東京オリンピックに出場することは難しいのでは?
という状況になっているというニュースが流れてきた。
ことの発端は内閣府への告発状だった
レスリング関係者が2018年1月に代理人弁護士を通じて、
内閣府の公益認定等委員会に告発状を提出していた。
と週刊文春が報じ、伊調馨さんへのインタビューを掲載した。
2016年のリオ五輪で4連覇を達成し、国民栄誉賞に輝いた女子レスリングの伊調馨(33)。週刊文春の直撃取材に応じ、栄和人強化本部長(57)に対する複雑な心境を語った。
伊調、栄氏の双方と親交の深いレスリング関係者が事情を明かす。
「栄さんは五輪3連覇で国民栄誉賞を受賞した吉田沙保里をはじめ、計6人の金メダリストを輩出しています。紛れもなく女子レスリング隆盛の立役者です。その圧倒的な実績を背景に強化本部長に君臨し、レスリング協会で絶大な影響力を持つようになった。伊調への嫌がらせは2010年頃に始まり、エスカレートするばかりです。このままでは東京五輪はとてもじゃないけど目指せない。本人もそう話しています」
1月18日、内閣府の公益認定等委員会に提出された1通の告発状。そこに記されていたのは、協会の強化本部長である栄氏による伊調に対する“パワハラ”だった。告発状が指摘する“パワハラ”は大きく分けて次の3点だ。1つは伊調が師事する田南部力コーチ(42)に対する不当な圧力、2つ目は伊調の男子合宿への参加禁止、そして最後は、彼女がリオ五輪まで練習拠点とした警視庁レスリングクラブへの“出禁”処分である。
以下伊調馨さんへのインタビュー
東京五輪が2年後に迫っているなか、5連覇に向け練習もままならない状況だという。
「練習……そうですね、自分が求めていけば、練習させてくれるところはたくさんあると思うんですけど、私が(練習に)行ったことで、栄監督による圧力が周りの方にかかるというのはちょっと懸念している部分ではあるので。うーん、『来て欲しい』って言って下さる方はたくさんいるんですけど、『私が行ったらどうなるのかな』って……」
――練習したくても練習場に行けない状況なのか。
「現役を続けるとなると、栄体制の元でやるしかないので、また色んなことを我慢しながらやっていくとなると……。朝練とか午後練も練習環境がしっかり整わないと、なかなか腹をくくれない部分があります」
栄氏は週刊文春の取材に対し、“パワハラ”の事実を否定し、「(東京五輪に)出たければ出ればいいだけの話」などと語った。
3月1日(木)発売の「週刊文春」では、伊調へのインタビューに加え、栄氏への直撃取材、告発状の中身など、6ページにわたって詳報している。また、本記事に関連する動画が、同日朝5時より「週刊文春デジタル」にて公開される予定。
引用:文春オンライン http://bunshun.jp/articles/-/6376
北京オリンピックまでは良好だった
伊調薫さんは栄氏のいる愛知県中京女子付属高校(現至学館高等学校)のレスリングの強豪校で吉田沙保里さんたちとレスリングの腕を鍛え上げていった。
吉田沙保里さんと同じ階級だったことは、苦しかったようだが
階級を1つ上げ、63級に。
それも苦渋の決断だったようだ。
吉田沙保里さんと伊調薫さんの2人の不動の世界女王が誕生したことはレスリング界にとっては、すばらしいことだ
土性沙羅さんも階級を上げて成功した一人ともいえる。
それほど、吉田沙保里の壁は高い。
そして、オリンピック、アテネ、北京、ロンドン、リオと
金メダルを獲る。
伊調馨さんには姉がいる。
アテネオリンピックでは姉の千春さんは銀メダルだった。
「姉妹で金メダル」と強く願っていた伊調薫さんは
北京(2008年)を目指した。
しかし、北京でも夢は叶わず、姉の千春さんは銀メダルだった。
千春さんは引退を決意していた。
薫さんにとって千春さんの存在は大きく、一緒に引退会見をしていた。
しかし、年齢も若かったり、周囲からの応援により、現役復帰することに。
練習場を愛知から東京へと移動した。
次のロンドンを目指すことを決心。
男性選手との練習をするためであった。
女子強化部長であった栄和人氏との確執はここから始まったといわれている。
田南部力(たなべちから)コーチがパワハラの原因か
伊調馨さんが北京五輪後コーチとして頼ったのが全日本男子のコーチをしていた田南部力(たなべちから)さんだった。
田南部力(たなべちから)のプロフィール
氏名 田南部 力(たなべ ちから)
生年月日 1975年4月20日
学歴 北海道岩見沢農業高校、日本体育大学卒業。
職業 日本の警察官、階級は警部補。
賞歴 アテネオリンピックフリースタイル55キロ級銅メダル
警察功労章受章
2000年シドニーオリンピックでは、フリー54キロ級で10位
北海道岩内郡岩内町出身
日本のアマチュアレスリング選手(フリースタイル)
長女の田南部夢叶(ゆめか)も小2からレスリングを始めジュニア大会で活躍し、2012年にJOCエリートアカデミーに5期生として入校した
田南部コーチとの確執のエピソード
2010年開催の世界選手権でロシアに遠征時
田南部コーチに指導を辞めろと命じ、従わなかったら
「言うことを聞かなければ出ていけ」と言ったとされている。
警視庁のレスリング部への出入りを禁止させた。
2012年ロンドンオリンピック後パワハラはさらに
ロンドンオリンピック後、栄氏は3スタイル(フリー、グレコローマン、女子)と
すべてを統括する巨謳歌本部長に就任した。
そして、パワハラとされる圧力として
伊調が男子の全日本合宿に参加することを禁止
田南部氏が指導拠点としていた警視庁への出入りも禁止
したと言われている。
そんな練習場が決まらない中でもリオでは金メダルと取って見せた伊調馨さんもすばらしい。
栄和人のプロフィール
氏名 栄 和人(さかえ・かずひと)
生年月日 1960年(昭35)6月19日、
年齢 57歳
鹿児島県奄美市生まれ
フリースタイル62キロ級で87年世界選手権3位、
88年ソウル五輪出場。
京樽の選手兼女子レスリング部コーチなどを経て、
03年から中京女子大(現至学館大)の監督を務める。
04年に全日本女子のコーチ就任。
08年から日本協会女子強化委員長を務め、13年から男女合わせた強化本部長。
伊調馨のプロフィール
氏名 伊調 馨(いちょう・かおり)
生年月日 1984年(昭59)6月13日
年齢 33歳
身長 166㎝
青森県八戸市生まれ。
姉・千春さん(36)の影響で3歳からレスリングを始める。
04年アテネから16年リオデジャネイロまで、全競技を通じて女子個人史上初の五輪4連覇を達成。
世界選手権は10度優勝。
16年10月に国民栄誉賞を受賞。
ALSOK所属。
レスリング界では2017年9月11~16日に行われた強化合宿
場所は東京・味の素トレーニングセンターでの事故が起こり
東京オリンピックの期待の星だった谷口慧志(たにぐちけいじ)選手22歳が事故にあった。
「2人が組み合った状態から、相手選手は谷口君の脇下をくぐって腕をロック。その状態のまま、身体を反らし、谷口君を後方に投げた。2人そろってマットに倒れたのですが、谷口君は受身を取れず、頭から落ちました」
谷口さんは一命を取り留めたものの頚椎損傷の重傷で
首から下が自力で動かせない状態。
車椅子に乗ることを目標にリハビリに励んでいると報道された。
この時も栄氏への責任問題などが言われた
谷口慧志 レスリング生命危機の事故が起こっていた。 栄和人強化本部長 男子レスリングの強化合宿で何があったのか? 週刊文春砲か?
谷口慧志さん訴訟の結果は?レスリング強化合宿中に頸髄を損傷する大けがで屋比久翔平選手と協会に2億2600万円損害賠償が棄却される
伊調馨さんは東京オリンピックを目指すのか?
目指すことができるのか?気になるところだ。