マダガスカルの「新型コロナに効く薬」Covid Organics(コビッド・オーガニクス)が話題に

マダガスカルの「新型コロナに効く薬」Covid Organics(コビッド・オーガニクス)が話題に!

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目次

マダガスカルの「新型コロナに効く薬」Covid Organics(コビッド・オーガニクス)とは

アフリカ南東部の島国マダガスカルの国内で新型コロナウイルスに感染したのは

公式統計によると、マダガスカルの新型コロナウイルス感染者は183人で、105人の回復が報告されています。

そして、亡くなった方が一人も出ていないのです。

それは、なぜかということになって。
マダガスカルで昔からマラリアに効果があると言われている
薬草に注目したそうです。

ラジョエリナ大統領が飲み物Covid Organics(コビッド・オーガニクス)を発表

マダガスカルの薬用植物の活用などを専門にする研究所(マダガスカル応用研究機関(IMRA))が
マラリアに効果があるとされるヨモギ属の植物アルテミシア(Artemisia)(和名クソニンジン)という薬草やその他の在来種のハーブから配合して飲み物を作りました。

マダガスカルのアンドリー・ラジョエリナ大統領が2020年4月20日にこの飲み物が新型コロナウイルス感染の治療薬になると発表したのです。

ラジョエリナ大統領は、瓶に入った琥珀色の液体の自らも飲み干してアピールしています。

IMRAの所長はこれについて、
「この薬は新型コロナウイルスに対する予防薬として利用される予定だが、感染者の治験においてもある種の効果を示している」

予防薬として開発していたそうですが、治療薬だと発表しました。
その薬草茶をCovid Organics(コビッド・オーガニクス)と呼ばれています。

マダガスカル政府は国内で1瓶あたり約40セントで薬草をCovid Organics(コビッド・オーガニクス)を治療薬として販売すると発表しています。

地元メディアなどによると、4月から国内の学校の生徒らに配っていて、すでに赤道ギニアやギニアビサウ、ニジェール、タンザニアが受け取っているそうです。

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WHOは警告を発している

世界保健機関(WHO)は「効果は証明されていない」と指摘。

臨床試験(治験)が実施されていないとして繰り返し各国政府に警告していて
アフリカ連合も安全性と効果の検証が必要だとしています。

WHOは、ヨモギから抽出された単離された化合物はマラリア薬に効果的であるとは指摘してしますが、
植物自体はマラリアを治療できないと主張しています。

Covid Organics(コビッド・オーガニクス)は、国際的に認められた科学的試験を受けていません。

治療薬として発表するならそれなりの治験が必要になるのは
当然のことなのでしょう。

薬草茶なのか治療薬なのか、問題です。

ラジョエリナ大統領はWHOに反論している

WHOの警告に対してラジョエリナ大統領は、

「この薬草茶を新型コロナウイルス感染症患者に与えれば10日以内に回復する」

「薬草茶の有効性の証拠はわが国の病人が回復していること」

「回復患者は、コビッド・オーガニクスの投与だけで治癒した」

「どの国や組織もわれわれの前進を妨げることはない」

と反論しています。

さらに薬草茶を「改良型の伝統薬」と称して
マダガスカルでは臨床試験ではなくWHOのガイドラインに沿った
「臨床観察」を行っていると説明しています。

フランスのテレビ局「フランス24(France 24)」など仏メディアとのインタビューで、

「もしもこの治療法を発見したのが、マダガスカルではなく欧州の国だったらそんなに疑念を抱くだろうか? 私はそう思わない」

「アフリカの科学者が過小評価されることがあってはならない」

西洋がアフリカの伝統薬を見下していると述べています。

伝統的な薬草というのが説得力はあるし、何よりマダガスカルで
亡くなった人がいないということで、WHOの警鐘に関わらず
他国からも注文がきているのでしょう。

本当に効くのだったらすごい発見です。

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