谷口慧志さん訴訟の結果は?レスリング強化合宿中に頸髄を損傷する大けがで屋比久翔平選手と協会に2億2600万円損害賠償が棄却される

谷口慧志さん訴訟の結果は?レスリング強化合宿中に頸髄を損傷する大けがで屋比久翔平選手と協会に2億2600万円損害賠償が棄却される
屋比久翔平選手、栄和人元強化本部長 、日本オリンピック委員会(JOC)、ALSOK相手に訴訟し、却下に。
男子レスリングの強化合宿で何があったのか?週刊文春砲か?

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東京オリンピックの期待の星だった谷口慧志(たにぐちけいじ)さんのプロフィールは

生年月日 1996年11月15日
年齢   25歳
身長   171cm
体重   85kg
出身   大阪府枚方市
スタイル グレコローマン
学歴   京都府立京都八幡高校高校
拓殖大学 国際学部

2017年11月22日(水)発売の「週刊文春」で事故を報じる

事故が起こったのは2017年9月11~16日に行われた強化合宿
場所は東京・味の素トレーニングセンター
吉田沙保里の恩師、栄和人強化本部長もみっちり指導したといわれている。

事故が起こったのは合宿3日目の2017年9月13日、世界選手権に出場した屋比久翔平選手とのスパーリングでの出来事だった。

目撃者によると

「2人が組み合った状態から、相手選手は谷口君の脇下をくぐって腕をロック。その状態のまま、身体を反らし、谷口君を後方に投げた。2人そろってマットに倒れたのですが、谷口君は受身を取れず、頭から落ちました」

谷口慧志さんは大けが負った

谷口慧志さんは日本レスリング協会が主催した強化合宿中に大けがを負いました。

当時の大学のチームメイトによると

「頚椎損傷の重傷です。なんとか一命を取り留めたものの、首から下が自力で動かせない。車椅子に乗ることを目標にリハビリに励んでいる最中と聞いています」

何が問題視されているか

マスコミに事故を公表しなかった。

スポーツ事故問題に詳しい内田良・名古屋大准教授によると

「レスリング協会には、事故の内容を公表し、『事故防止の対策は十分だったのか』など検証する責任があるはずです」

と言っている。

追記 2021年4月26日、訴訟の判決は棄却

2021年4月26日、東京地裁(小川理津子裁判長)の判決は、賠償請求を棄却というものでした。

訴状によると、谷口慧志さんは拓殖大3年だった2017年9月、学生選抜として合宿に参加。

事故当日の2017年9月13日、100人以上が参加してマット上は、混雑。
スパーリングをしていた谷口慧志さんは、隣の選手との接触を避けるためにプレーを中断しようと力を抜いたという。

相手の屋比久翔平選手は、中断に応じることなく力を抜いた谷口慧志さん両腕を外側から抱え込み真後ろに投げられ、頭からマットに落ちてしまった。

両腕を抱え込まれていたために受け身を取れる状態になく、そのまま投げれば重大事故につながることは「十分に予見できた」と原告側は主張しています。

さらに、その投げた技は、谷口慧志さんの大学では、危険な技として禁止されていた技だったという。

代表合宿では、スパーリングのルールも統一されておらず、危険の回避を指示するコーチも適切に配置されていなかったという原告側は主張しています。

谷口慧志さんは、頸髄を損傷し、起立や歩行ができず日常的に介助が必要になりました。

谷口慧志さんと母親は、練習相手で東京五輪代表の屋比久翔平選手 26歳や協会などに計2億2600万円の損害賠償を求めていました。

原告側は「プレーを中断するため全身の力を抜いていたのに、受け身を取れない危険な投げ技を受けた」と主張。
被告側は「両者のバランスが崩れ、後方に投げる形になった」として、不法行為はないと反論していました。

その他、
当時協会の選手強化本部長で合宿の責任者だった栄和人氏
日本オリンピック委員会(JOC)
屋比久選手が所属する警備大手ALSOK(東京)
に対しても安全配慮義務違反や、使用者責任あるとして訴訟していました。

追記 谷口慧志と母親が訴訟へと文春砲 2019.4.11

谷口慧志選手が2019年9月の全日本の代表合宿で大けがをし頚髄損傷・神経断裂という大怪我を負い、全身不随の状態で
「回復の見込みがない」と診断されています。

現在も入院生活が余儀なくされ、手術や入院費などかかっていることは当然です。

事故当時、レスリング協会がスポーツ保険に入っていなかったことは文春砲で伝えられていました。

全日本の合宿中で起こった事故。
レスリング協会は入院費や手術費など、全く関係ないと家族が支払っているようです。

さらに、家族に対して、ちゃんとした説明もなかった。
栄和人氏はお見舞いは一度だけ、5分ほどで帰ってしまった。と、文春には書かれています。

谷口慧志さんは、グレコローマンスタイル85キロ級の元全日本学生王者で、日本代表にも選ばれるほど、レスリングの実力があった選手。
それが頸髄(けいずい)損傷で現在も入院生活を余儀なくされていて生涯にわたって重度の障害が残りました。

そして、谷口慧志さんと母親は、2019年3月28日
日本レスリング協会、強化本部長だった栄和人氏、相手選手のアルソックの屋比久翔平選手24歳に対して、計2億2600万円の損害賠償を求める訴訟を起こしたそうです。

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栄和人氏は何と言っているか

栄氏といえば吉田沙保里、伊調馨ら何人もの金メダリストを育てた「スキンヘッドの名伯楽」で
メダルを取った選手は栄氏を肩車することが恒例になっている。
選手はみんな栄氏を肩車したい、するために頑張っているといっても過言ではない。

栄氏は周囲に対し「面倒なことになったから強化本部長を辞めたい」と漏らしているという。

週刊文春の取材に対して

「誰からこの話を聞いたんですか。責任のなすりつけ合いなんてしていないよ。俺が隠しているって? そこまで言う人は少ないんだけどな」と答えている。

レスリング協会は、

「JOCを通じスポーツ庁に報告しており、隠蔽の事実はありません。また事故の対応は西口茂樹強化副本部長に一任しています」

と回答する。

2017年11月22日(水)発売の「週刊文春」では、事故の様子や栄氏への直撃取材などを詳報しているという。

屋比久翔平のプロフィール

事故が起こった時の練習相手だった屋比久翔平選手。
屋比久翔平選手も訴訟相手とされています。
オリンピックを目指した選手同士の争いになってしまいました。

氏名   屋比久翔平(やびくしょうへい)
生年月日 1995年1月4日
年齢   26歳
身長   174㎝
体重   77㎏
所属   ALSOK
学歴   浦添工高、日体大
出身地  沖縄

レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級
東京オリンピック出場内定選手

父の屋比久保さんもレスリング世界選手権代表で影響を受け幼いころからレスリング道場で遊んでいた。
小学校3年生の時から本格的に競技を始めて、浦添工高3年で全国4冠を達成。
日体大3年の時、全日本選手権で初優勝、2020年末に5度目の優勝を飾る。

栄和人氏のプロフィールは

生年月日  1960年6月19日
年齢    61歳
身長    166cm
血液型   A型

経歴 ウィキペディアによると

1976年、鹿児島商工高等学校(現・樟南高等学校)でレスリングを始める。なお中学までは柔道選手であった。
1979年、日本体育大学体育学部体育学科に入学。
1980年、全日本大学選手権優勝。
1983年、全日本選手権で初優勝。しかしロサンゼルスオリンピック国内予選では敗退し、代表入りできず。
1987年、世界選手権フリースタイル62kg級で銅メダル獲得。
1988年、ソウルオリンピック出場。フリースタイル62kg級で4回戦敗退。
1990年、京樽に選手兼女子レスリング部コーチとして入社。
1993年、坂本涼子と結婚し一子希和をもうけるも、その後離婚。
1996年、京樽を退社後、中京女子大学附属高等学校(現:至学館高等学校)教諭に赴任。
2003年、中京女子大学レスリング部の監督(大学職員扱い)に就任。
2004年、全日本女子レスリングヘッドコーチに就任。大府市スポーツ功労者として表彰される。
2007年、2007年度ミズノスポーツメントール賞でゴールドを受賞。
2008年5月14日、元教え子で現・愛知県教員の岩間怜那と再婚。
2008年11月1日、中京女子大学健康科学部健康スポーツ学科教授に就任。
2008年11月12日、日本レスリング協会女子強化委員長に就任。
2018年4月、日本レスリング協会強化本部長を辞任。2018年8月、至学館大学を退職。
2018年12月、至学館大学の学外コーチに就任
2019年12月19日、至学館大学レスリング部監督に復帰

パワハラ問題で2018年レスリング協会強化本部長と至学館から離れましたが、2019年12月には至学館大学(旧・中京女子大学)レスリング部の監督と復帰しています。

至学館大学レスリング部の教え子に
48kg級の伊調千春・小原日登美・登坂絵莉、
55kg級の吉田沙保里、
63kg級の伊調馨・川井梨紗子、
69kg級の土性沙羅など、

多くのオリンピックメダリストがいる。
オリンピックで選手が監督を投げ、肩車をする姿は有名だ。

娘の栄 希和(さかえ きわ、1994年3月14日 23歳)
至学館大学出身のレスリング選手で、2014年度全日本選手権60kg級で優勝している。

谷口慧志選手の主要な大会の戦歴は

・2017年全日本学生選手権 GR/85kg級 1位
・2017年全日本選抜選手権(男子グレコローマン) GR/85kg級 5位
・2016年全日本選手権(男子グレコローマン) GR/85kg級 一回戦
・2016年東日本学生秋季新人選手権 GR/98kg級 1位
・2016年東日本学生秋季新人選手権 FS/86kg級  2位
・2016年全日本大学グレコローマン選手権 GR/85kg級3位
・2016年全日本学生選手権 GR/85kg級 2位
・2016年全日本学生選手権 FS/86kg級 5位
・2016年東日本学生春季新人選手権 GR/85kg級1位
・2016年東日本学生春季新人選手権 FS/86kg級2位
・2016年アジア・ジュニア選手権 GR/84kg級5位
・2016年JOC杯ジュニア GR/84kg級  2位
・2015年東日本学生秋季新人選手権 GR/85kg級 3位
・2015年東日本学生春季新人選手権 GR/85㎏級 2位
・2014年国民体育大会(少年) GR/84kg級3位
・2014年JOC杯ジュニア GR/84kg級 2位
・2013年国民体育大会(少年) GR/84kg級 3位

2020年の東京オリンピックで期待の選手と男子レスリング協会も強化合宿に呼んだ選手です。
残念でならないでしょう。

頸椎損傷とは

頸椎とは首の骨、頭を支える骨のこと。
首は7つの骨からできている。

上から第一頸椎C1とC7まである。
ここにはたくさんの神経とが走っておりとても大切なところ。

それぞれが身体の運動や知覚を少しずつ分担している傷の程度によって、
完全に神経が途切れて、まったく動かない場合を完全マヒ。
部分的に途切れて、所々動かない場合を不全マヒと呼ぶ

しかし、一人ひとりで症状が異なる。
全く同じ状態の人は2人としていないといってもよいほどさまざまな症状があるという。

それに人間の体は進化する。無くなってしまったものは
他の部分が形を変えてそれに近いもの変化したりもする。

医者に動かないと言われて人でもリハビリでどんどん良くなっていったという話はあるようです。

運動機能

完全マヒでは、胸から下は動かすことができない。そのため立って歩くことができないので、車椅子が必要となる。腕は頸髄の傷ついた部分によって動かすことができたり、できなかったり、微妙に変わってくる。頸髄には呼吸するための神経もあるため傷ついた部分によっては自分で呼吸ができず、人工呼吸器が必要なことがある。またすわった状態で左右に手をつき、おしりを浮かす動作(プッシュアップ)ができる場合はベッドから車いすへの乗り移りなどが可能となるため、とても重要な動作となる。マヒした足などを触ったり移動したりすると、自分の意志とは関係なく動いたり、けいれんを起こすことがある。これを痙性(けいせい)といい、寒いときにはひどくなることがある。

知覚機能

マヒしている部分では、触った感覚が痛み、熱さ、冷たさなど温度の感覚がわからない。このため、ケガに気づくのが遅れたり、やけどをしやすい、褥創(じょくそう)(床ずれ)ができやすいなどということがある。褥創は、身体の同じ部位が長時間圧迫されることで血行が悪くなり、そこの皮膚や肉が死んでしまうことで、悪化すると感染症をおこし、死に至ることもある。褥創を予防するためには頻繁に姿勢を変える必要があり、睡眠中の体位交換やプッシュアップが重要な動作となる。

体幹機能

腹筋・背筋をはじめさまざまな筋肉がマヒしているため、座った姿勢を保つことが非常に困難となる。特にC6より上を傷つけた場合上肢の筋力が弱いので固定しておかないと転倒してしまう。

自律神経

汗が出ないため体温調節が困難となる。暑さ・寒さに非常に弱く、エアコンが必需品となる。また、身体を起こすと血液が下に下がってしまい、貧血をおこしやすくなる(起立性低血圧)。ときに、膀胱(ぼうこう)に尿が一杯溜まった時や、排便する時に血圧が急上昇し頭痛、発汗、痙性がひどくなることがある(過反射)。放っておくと脳出血を起こすこともあり危険な状態となる。

排泄機能

排泄するときに使う筋肉がマヒしているため、通常通り行うことができなくなる。そのため、さまざまな工夫が必要となる。排便に関しては、排便日を決め下剤と座薬で排便を促す方法がよく使われる。排尿に関しては、次のような方法がある。

導尿法

カテーテルと呼ばれる清潔な管を、尿道から膀胱へ差し込み排尿する。障害者自身で行う場合を「自己導尿」あるいは「セルフ」という。

尿道括約筋切除術

尿道のまわりにある筋肉を削り取ることにより、常に尿が尿道から漏れ出てくるようにする。日常生活では尿を溜めておく「集尿器」を装着する。

膀胱ろう造設術

下腹部から膀胱に穴を開け、そこにカテーテルを差し込んだままにしておく。カテーテルの出口にビニールのパックをつけ、常に排尿し溜めておくようにする。不全マヒの場合には、感覚があったり、排尿が通常通りに行えることもある。なかには立ち上がったり、歩行できる場合もある。
引用:Wikipedia

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