石川県でゴミ集積場に現金2000万円は誰のものに?税金?
石川県でゴミ集積場に現金2000万円は誰のものに?税金はかかるのか
2017年8月14日午前7時ころ、石川県加賀市の山代温泉街のゴミ集積場で
現金2000万円が見つかり届けられました。
目次
現金2000万円を見つけた状況は
見つけたのは近くに住む70代の女性で、ゴミの分別に来ていた。
そこには重箱に入った状態で現金が入ったいた。
警察が確認したところ、現金はすべて1万円札で約2000万円分あったという。
新札ではなく使用した形跡がある札だという。
警察は遺失物として持ち主を探している。
発見した70代の女性は
「ゴミ捨て場に漆塗りの3段の重箱があり、ふたを開けて見ると銀行の帯封が付いた現金があった。2000万円ものお金が近くで見つかるのは怖いし、早く持ち主が見つかってほしい」
と話している。
他にも
「ゴミを出しに行ったら、近所の人から集積場に大金があると聞き、のぞいたら大金が見えて驚いた。近所の人たちが集まってきて警察を呼びました」
と話している。
現金が見つかったゴミ集積場は、温泉旅館などが立ち並ぶ一角
14日は月2回の燃えないゴミの回収日だったそう。
2000万円は誰が捨てたか
このゴミ集積場は石川県加賀市の山代温泉街は
北陸三県で最大級の温泉街の1つ
歴史は古く1300年の歴史とされる北陸随一の古湯。
行基による開湯伝説がある。
戦国時代には明智光秀が訪れたとも言われている。
明治時代には多くの文化人に愛され、芸術家の北大路魯山人、詩人の与謝野晶子がその代表格だった。
歓楽温泉としての知名度は頗る高く、関西地方では男性が「山代に行く」といえば大抵、女遊びに行くことだったという。
そんな歴史ある歓楽街なら重箱にお金が入っていてもおかしくはない。
税金逃れのために隠しておいたものを気づかずに捨ててしまったのか。
漆塗りの重箱なら、重箱自体価値あるものではなかったのか。
捨てた人は聞いて慌てているかもしれない。
遺失物は誰のものになる
持ち主が現れなかったら
届け出から3ヶ月落とし主が現れなかったら落とし物の所有権は拾い主の物になる。
2007年から6ヶ月から、3ヶ月に改正になっている。
所有権が移るわけだ。
そして、所有権が移ってから、2ヶ月以内の引き取りに来ないと所有権は失ってしまう。
持ち主が現れたら
報労金いわゆる「謝礼金」を拾い主には請求できる権利がある。
その額は落とし物の価格の100分の5以上100分の20以下に相当する額
請求する権利は落とし主が現れてから1ヶ月以内
税金はかかるのか
税金はかかる。
拾得物は一時所得となり、課税対象になるので確定申告をしないといけない。
謝礼金も課税対象になる。
テレビなどで報道されていると税務署の目は光るとか。
ちゃんと確定申告しないと
今度は追徴課税まで発生するので注意しないといけない
もちろん、見つかったら持ち主にも税務署の目は光るだろう