吉田恵美子は「なにわら納豆」大阪発ブランド納豆を生んだ小金屋食品の2代目社長

吉田恵美子は「なにわら納豆」大阪発ブランド納豆を生んだ小金屋食品の2代目社長

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目次

吉田恵美子は父の小出金司を継いだ小金屋食品の2代目社長

吉田恵美子さんは小金屋食品株式会社の2代目社長です。
初代社長、創業者の父、小出金司さんは、山形県米沢市に
生まれました。

昭和11年生まれ。

小金屋食品は、終戦は昭和20年ですから、少年時代は
貧しい暮らしをお国のために強いられていた世代ですね。

昭和26年、16歳の時に「商いの街・大阪」の納豆工場、米沢納豆に丁稚として奉公。
丁稚は、お給料は安く、住み込みの下働きで子供たちが多かった。少ない給料は仕送りに消えていくという生活でした。

昭和36年丁稚奉公が明けて結婚を機に独立し
小金屋食品株式会社の前身の小金屋商店をスタートさせます。

資金が少なかったため、始めは「漬物」を作って売っていて
発酵・熟成はこたつを使って、出来る分だけの納豆を作っていました。

手を抜くことを知らない父の小出金司さんは
温度計を片手に母と交代で夜通しかけて作り続けました。

「金ちゃんの納豆、美味しいわあ。」と言われるのがうれしくて
一生懸命作ったそうです。

昭和42年、念願の工場設立
小金屋食品が軌道に乗り始めた昭和47年。
納豆工場が火事になってしまうのでした。

それからの父小出金司さんは、納豆作りに没頭します。
1年後、昭和48年現在の場所に小金屋食品株式会社納豆工場設立。

工場の2階が住まい。
父が取引先に配達、母が工場を切り盛りしていました。

さらに次の試練が起こります。
それは、阪神淡路大震災でした。
父は「うちの納豆を楽しみにしているお客様がまっている」
と出来る限り、配達に回ったという。

創業者小出金司さんは、ガンに侵されて病床に伏すのでした。
平成15年に帰らぬ人となります。

吉田恵美子は「なにわら納豆」念願の父の納豆を作る

平成15年、病床の父が最後の残した言葉は
「あのな、もう一個つくりたい納豆があるねん。」でした。

その納豆とは、父小出金司さんの故郷である山形の納豆でした。
昔ながらの製法にこだわった、藁でそのままくるんだ納豆。

吉田恵美子さんは、父の思いも受け継いで
平成21年「なにわら納豆」を完成させました。

平成26年3月(2014年)「なにわら納豆」は大阪府より「大阪産名品」として認証されます。

2014年11月「大阪産PR大使賞」を受賞し名実ともに大阪を代表する納豆

なにわら納豆は昔ながらの製法で、稲わらに自生している天然の納豆菌のみで発酵・熟成させた納豆。

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小金屋食品の納豆商品は

小金屋食品の大豆は、すべて国内産にこだわっています。

糸物語 国産小粒(北海道産)
糸物語 国産大粒(宮城県産)
糸物語 国産ひきわり(滋賀県産)
糸物語 国産美味(北海道産)
The・逸品納豆(北海道産)
黄金納豆(北海道産)
豆の香納豆(北海道産)
しその香納豆(北海道産)
なにわら納豆(宮城県産)
なにわら納豆 ~復活納豆職人金司の味~(宮城県産)
本格納豆(北海道産)

小金屋食品 直売所はどこ

小金屋食品納豆工場直売所(工場併設)

大阪府大東市御領3丁目10-8
営業時間
【平日】9:00~16:00 / 【土】9:00~16:00
GWの営業日 4/30(火)・5/1(水)・5/2(木)9:00~14:00まで
定休日
日曜日(1月1.2.3日を除く)GW休業日 4/28(日)4/29(月)5/3(金)5/4(土)5/5(日)5/6(月)

「納豆BAR小金庵」

営業時間10:00~19:00
定休日木曜日[祝日の場合は営業]

〒550-0001 大阪府大阪市西区土佐堀2丁目3-12-102

吉田恵美子がセブンルールに出演

2019年12月10日(火)23時35分~24時05分の放送のセブンルールは
セブンルール【納豆不毛の地で売上3倍増!なにわの女社長が大勝負挑むわら納豆】

番組予告は

予定を変更し5分繰下げお送りします納豆不毛の地・大阪で新たな可能性を模索する女性に密着!大阪発のブランド納豆を生んだ彼女の7つのルールとは?

番組内容
◎7つのルールを手掛かりに、輝く女性たちの素顔を映し出す新感覚ドキュメント。 スタジオではYOU、オードリー若林正恭、俳優・青木崇高、芥川賞作家・本谷有希子の4人が予測不能な自然体トークを展開します。
◎大阪・大東市にある創業57年の納豆メーカー「小金屋食品」。 稲わらに自生する天然の納豆菌のみで発酵・熟成させた“なにわら納豆”等、納豆不毛の地とされてきた大阪発のブランド納豆として、注目を集めている。この会社の2代目社長が吉田恵美子、55歳だ。
◎「小金屋食品」の創業は1962年。先代の社長は小出金司(こいできんじ)。吉田は、その三姉妹の長女として生を受けた。創業当初、納豆不毛の地での小出の挑戦は意外にも順調で、会社は成長していったという。しかし、大手食品メーカーが関西に進出し、価格競争の波にさらされた小金屋の経営は苦しくなる。そんな矢先、先代社長の小出が病で急死する。父の死を受け、吉田は決意する。父の跡を継ぎ、姉妹しかいないからこそ“女性ならではの経営”を目指すと心に決めた。
◎大手との差別化を図る為に、“なにわら納豆”の他、女性ならではの視点で、10種類のトッピングが選べるカップ納豆等、アイデア商品を次々と生み出し、年商は、父の時代の3倍にまで伸びた。
◎納豆を食卓の脇役から主役へ。納豆の新たな可能性を模索する吉田のセブンルールとは?

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