吉岡秀人のジャパンハート、寄付金は寄付金控除ができるNPO法人
吉岡秀人のジャパンハート、寄付金は寄付金控除ができるNPO法人
目次
吉岡秀人はジャパンハートの創始者
吉岡秀人さんは小児科医でジャパンハートの創始者です。
2004年、「日本発祥の国際医療NGO」として
国際医療ボランティア団体「ジャパンハート」を設立します。
「ジャパンハート」はミャンマー、カンボジア、ラオスなどの途上国などの貧しい国の医療支援活動を行っています。
「国際医療短期ボランティア」システムを確立
吉岡秀人先生がすごいのは、「国際医療短期ボランティア」というシステムを作ったことです。
これは、先生たちが、休暇を利用して途上国で診察、手術等の実際の医療支援を行える仕組みです。
このジャパンハートの「国際医療短期ボランティア」という海外活動のシステムを使って日本から年間のべ700人以上が医療ボランティアを行っているそうです。
年間ジャパンハートの治療件数は年間2万件以上になるそうで
途上国の治療は通算20万件にも上ります。
「未来の閉ざされた人たちに、明るい未来を取り戻す」
という思いを目的に活動をしています。
吉岡秀人のプロフィール
氏名 吉岡秀人(よしおかひでと)
生年月日 1965年8月12日
年齢 54歳
出身地 大阪府吹田市
学歴 大阪府立千里高等学校
大分医科大学(現大分大学医学部)
大学卒業後 大阪、神奈川の救急病院で勤務
1995年~1997年 ミャンマーにて医療活動に従事
1997年~2001年 国立岡山病院勤務小児外科医師
2001年~2003年3月 川崎医科大学勤務小児外科講師
2003年4月~現在 再びミャンマーにて医療活動に従事
2004年4月 国際医療ボランティア団体ジャパンハート設立
2017年6月 特定非営利活動法人ジャパンハート最高顧問就任
日本でもボランティア活動
ジャパンハートは途上国へのボランティアだけはなく
日本でもボランティア活動をしています。
・医療者の不足が深刻な離島や僻地での医療人材支援
・小児がんと闘う子どもを応援するSmileSmilePROJECT(すまいるスマイルプロジェクト)
2011年の東日本大震災では、緊急医療支援活動を行いました。
500名余りの医療者やボランティアを被災地に派遣しています。
「NPO法人ジャパンハートこども・内科クリニック」を宮城県石巻市に2011年12月~2014年3月に開業して長期にわたり医療支援活動を行いました。
現在も、被災した子どもの「心のケア」活動及び、医療人材支援を続けているそうです。
国際のボランティア活動は
国際でのボランティア活動では手術、診察など医療活動、医師・看護師人材育成、視覚障がい者自立支援活動。
エイズや貧困で人身売買の危険にさらされているミャンマーの子どもたちの養育施設「DreamTrain(ドリームトレイン)」の運営
国際緊急救援として、日本・ASEAN圏内で起こる大規模自然災害に対し、医療支援チームの派遣を行っています。
ボランティアへの寄付金は寄付金控除ができる
ジャパンハートは、無償で医療活動を行っているので
寄付金が大切です。
ジャパンハートはNPO法人なので寄付金控除ができます。
一定の寄附をすると寄附金控除が適用されます。
確定申告時に所得控除や税額控除を受けることができます。
寄付金控除となる特定寄付金
寄付をしたらすべて寄付金控除が適用になるわけではありません。控除の対象となるのが「特定寄付金」です。
特定寄付金には
・認定NPO(NPO-非営利団体)法人に対する寄附金の一部
・国や地方公共団体に対する寄附金
・指定寄附金(公益社団法人などに対する寄附金で、幅広く一般に公募された緊急性の高いもの)
・特定公益増進法人への寄附(学校法人、社会福祉法人、日本赤十字など)
・政治活動に関する寄附金の一部
吉岡秀人の受賞歴
困っている人たちにお医者さんを無料で受診できるようと活動している吉岡秀人さん
その活動に対して
2019年
第7回エクセレントNPO大賞 大賞及び市民賞
第22回地球倫理推進賞/国際活動部門
文部科学大臣賞
2017年
保健文化賞
厚生労働大臣賞
第一生命賞
NHK厚生 文化事業団賞
朝日新聞厚生文化事業団賞
2015年
大山激励賞/河野朋子(ミャンマー プロジェクトディレクター)
2014年
第6回沖縄平和賞
第48回 社会貢献者表彰
外務大臣表彰
第3回 明日の象徴/長谷川彩未(カンボジア エグゼクティブプロジェクトディレクター)
2010年
大山健康財団賞/吉岡秀人
2008年
自由都市・堺 平和貢献賞 奨励賞
吉岡秀人がカンブリア宮殿に出演
数々のテレビにも取り上げられて出演しているジャパンハートの
ボランティア活動ですが、カンブリア宮殿に出演します。
2020年4月9日(木)22時00分~22時54分の放送のカンブリア宮殿は
カンブリア宮殿【どんな患者も断らない!世界変える医療第1弾】
4月9日(木)22時「日経スペシャル カンブリア宮殿」(テレビ東京系列)に出演します。1995年のはじまり、ジャパンハート設立そして今、何のために活動するのかなど私とジャパンハートの歴史をまとめた動画を放送前に見てもらうと面白さ倍増だと思います。「Japan Heart 1.0-3.0」https://t.co/XLANB44Suu
— 吉岡秀人@ジャパンハート (@yoshiokahideto) March 28, 2020
今夜10時は「#ジャパンハート 」。年間800人の #ボランティア が渡航費だけでなく活動費も払って参加。1泊2日から参加可能なので「ハードルが高くなかった」と。それが創設者・吉岡が作り上げた組織の継続に。救った患者は20万人以上「どんな患者も断らない」軌跡は苦難の連続。その活動に密着した! pic.twitter.com/saPVIaMyck
— カンブリア宮殿 (@cambrian_palace) April 9, 2020
ボランティアで運営できる仕組みを作り上げ「医療の届かないところに医療を届ける」という活動は国内でも展開。持続できるNPOとは?ジャパンハートの活動に密着した。
番組内容
「世界を変える医療第1弾」は、東南アジアで15年以上にわたり医療活動などを続けるNPO法人ジャパンハート。これまで救ってきた患者は20万人以上。今では医師や看護師など年間800人以上のボランティアが参加する。大勢のボランティアがやってくる理由は、参加のハードルが高くないこと。番組内容続き
はじめは1人で活動を始めた創設者の吉岡。「どんな患者も断らない」を信条に治療を続けてきた。1人でも多く救うには「組織」が必要で、ボランティアで運営できる仕組みを作り上げた。「医療の届かないところに医療を届ける」という活動は国内でも展開。持続できるNPOとは?ジャパンハートの活動に密着した。