マークコンディット2018年テキサス州連続宅配便事件の犯人!FBIのジャスティンが23歳のオースティンの名家の長男を追い詰める

マークコンディット2018年テキサス州連続宅配便事件の犯人!FBIのジャスティンが23歳のオースティンの名家の長男を追い詰める

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目次

連続宅配便事件をFBIのジャスティンが捜査

2018年3月2日午前6時半過ぎ、アメリカテキサス州オースティンの民家の玄関先に第1の〇発が起こりました。
これが、5件起こる、連続宅配便〇弾事件の始まりでした。

テキサス州オースティンは比較的治安のいい場所をして知られていました。

被害者は、第1事件の39歳の男性アンソニーさんと第2事件の17歳の男性メイソンさんの二人の命が奪われました。
第4事件の被害者は、23歳男性で、両足等の神経を損傷、歩行機能を失われて、自分で歩くことが出来なくなりました。

動員された捜査員は、FBI(連邦捜査局)・ATF(爆発物取締局)・地元警察などで延べ1000人以上が投入されました。

その中で活躍されたのは、FBI特別捜査官ジャスティン・ウィルソン(Justin Wilson)さん当時43歳です。

当時の事件のことをインタビューを通して
犯人のマークコンディット23歳が逮捕されるまでの20日間の戦いが放送されました。

第1の事件

午前6時、建築資材会社勤務のアンソニーハウスさん39歳は、自宅で娘の8歳のジェシカちゃんと38歳の妻のシャナさんと3人で朝ごはんを食べていました。

6時半、妻のシャナさんは、出勤するために先に出かけました。
妻のシャナさんが出かけた後、玄関の前に宛名のない宅配荷物が置かれていて、アンソニーさんは、その宅配荷物を開けたとたん、〇発が起こりました。

第1の事件の現場検証でわかったことは

ジャスティンもすぐに現場に駆けつけて現場検証を始めました。
釘や無数の細いリード線のかけらが庭やガレージ一面の飛び散っていました。

目撃者もいました。
アンソニーの近所に住む男性で、朝6時半過ぎにアンソニーとあいさつをした時に、玄関先に宅配の荷物があったいいます。

その直後に爆発は起こったということで、宅配荷物が〇発物だということがわかりました。

構造は、パイプ〇弾と呼ばれるものでした。
〇薬を鉄製のパイプに詰めることで〇傷能力をより強めたもの。

中にはセンサーが仕込まれていて、誰かが持ち上げると感知して起爆するようになっていたという。
さらに、パイプの中に無数の釘を入れていたという。

これらのことでジャスティンは
犯人は極めて〇意が強い人間だということがわかるといいます。

第2の事件

第2に事件は、3月12日、午前6時35分頃、ドレーンメイソンさん17歳が学校に行くために出かけた時、自宅前に置いてあった宛名のない宅配便の荷物を見つけて、自宅に戻り、母親に告げて荷物を開けてしまい、〇発が起こりました。

別の部屋にいた祖母が駆け付けて警察に連絡しました。
ドレーンメイソンさんはベーシストを夢見る少年でした。

第1の事件と同じように、釘が沢山刺さっていて病院で死亡が確認されました。

第3の事件

第3の事件は、第2の事件からわずか4時間後の午前11時25分。
同じように、宅配便の荷物を持ち上げたところ〇発したといいます。
被害者は、、ヒスパニック系アメリカ人の女性エスペランサ・ヘレラさん75歳、両手の指を失ってしまいました。

3つの事件から犯人のプロファイリング

ジャスティンたちは、犯人のプロファイリングに入っていました。
注目したのは、地図でした。
オースティンを南北に走る35号線の道路は、「人種の壁」とも呼ばれていました。
事件が起こっているのは東側で、黒人・移民エリアでした。
西側は白人エリアだったからです。

それゆえに、アメリカ国民が抱える根深い問題だろうと
犯人像として浮かんだのは、「白人至上主義者」のような人物だということでした。

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第4の事件

第4の事件は、3月18日午後8時30分に起こりました。
事件が起こったのは、ジャスティンたちがプロファイリングした予想を裏切る道路の西側の白人エリアで起こったのです。

被害者の2人も、白人でした。
その一人は、両足等の神経を損傷して歩行機能を失われ、自分で歩くことが出来なくなるほどの重傷でした。

さらに手口も違っていました。

宅配便の荷物ではなくて、歩道にワイヤーを張ってそれに触れると〇発するように仕掛けてありました。

歩道の片側に、金属の棒が刺さっていて、そこから細いワイヤーを路面スレスレに張り、看板に取り付けた〇弾に繋げていました。

通りかかった誰かがワイヤーに振れれば、瞬時に〇発する仕組みになっていたのです。

FBIのジャスティンは、今までの白人至上主義のプロファイリングとは違う、無差別〇人の捜査に切り替えなればならないと思ったのでした。

厳戒態勢を告知で意外な余波も

第4の事件から6時間後、3月19日に警察署長のブライアン・マンレーは
「私たちが安全を確かめるまで、みだりに外出しないでください」
とオースティンの市民に向けて訴えました。
トランプ大統領も一日も早い事件の解決をと異例の声明を出しました。

オースティンには、厳戒態勢が敷かれ、道路が封鎖されました。

アメリカでは宅配便は、置き配が当然のことでした。
そして宅配便は生活の必需品のものでしたが、
町中から警察に宅配便が怖いとの電話が鳴りやみませんでした。

実際にジャスティンの妻からも家の前に荷物があって恐いと電話がかかってきて、荷物の確認に言ったそうです。
荷物が宛名が見えないように荷物が置いてあったために起こった恐怖でした。

第5の事件

第5の事件は、思わぬところで起こりました。
全米ならず、全世界に荷物を送る宅配便物流センターでおこったのでした。

犯人の狂気は増幅しているとジャスティンは直感しました。
とうとう荷物を出荷し始めたからです。

もし、別の集配センターにも〇弾が届いていたらと
ジャスティンは、街中の宅配物流センターにストップをかけました。
そして、荷物はすべてエックス線をかけるように指示をしました。

第6の事件は未遂に終わる

ジャスティンの感は的中してしまいまいた。

荷物をすべてエックス線をかけたことによって、
別の集配所でエックス線検査から6つ目の宅配荷物が見つかったのです。

〇弾の入った荷物は回収され安全に処理され、第6の事件を防ぐことができました。

集配所の映像からマークコンディットの姿が

第6の事件を阻止したことで、さらに犯人の遺留品が増えました。
荷物を受け付けた場所が判明して、防犯カメラの映像が入手できたのでした。

その映像は、〇弾を仕込んだ2つの箱を持って、深く被ったキャップに金髪、白人の男でした。

さらに荷物を受け付けた集配センターの受付係の男性がその男のことを覚えていました。

自分と目を合わせようとしないと不審に思った受付係は男の後を追いかけ、赤いトラックに乗り込んだところを見ていたのでした。

この事件以降、アメリカでは荷物を出す際には、写真付きの身分証明の提示が必要なっています。

ジャスティンたちは、マークコンディットにどんどん近づいていきます。

第4の事件の遺留品から

捜査において、さらに注目されたのは爆破現場のあった4度目の路上の〇破での遺留品でした。

〇発物を取り付けた赤い看板は市販のもので、特定のホームセンターのみで販売されたものでした。

「自分の子供がここに住んでいると思って運転しましょう」と書かれた赤い看板は
調べると過去半年で3枚しか販売されていませんでした。

ホームセンターの防犯カメラをチェックすると、最近看板を買った男が映っていました。

それは、3月13日、黒髪の男が赤い看板を買っている姿で
さらに駐車場で乗り込んで去ったのは、赤いトラックでした。

ジャスティンは、集配所で映っていた金髪はカツラで、この男が犯人だとこれで確信したといいます。

赤いトラックからマークコンディットが判明し逮捕へ向かう

赤いトラックの登録から持ち主を割り出された犯人は、
23歳のマーク・コンディットでした。

ジャスティンたちは、マークの家へ急ぎました。
第1の事件から20日後の0時30分でした。

マークの家に着くも赤いトラックはあるけれどもマークはいませんでした。
マークは、車を乗り換えて出かけていたのでした。

ヘリコプターを使って探し出し、マークを見つけたのは、1時間後の午前1時30分でした。

オースティンの街から北に外れた35号線に隣接する小さなホテルの駐車場に車に乗ってマークはいました。

ジャスティンたちも現場に到着しました。
こちらに気付いているのかもわかりませんでした。
しかし、うかつに車に近づくことはできません、爆弾を持っていると考えられたからです。

装甲車の到着を待っていると、マークはホテルの裏手から国道35線を南に向かって走り出しました。

その方面は、オースティンの中心部に向かったのでした。
このまま市街地に入ったら何が起こるかわかりません。

捜査官たちは、強硬手段に出ます。
マークの車の前に警察の車で塞ぎ、後ろから追突、挟み撃ちして車を止めました。

そして、捜査官が助手席の窓を割った瞬間、マークは〇発を起こして自〇したのでした。

こうして、20日間における連続宅配便事件の捜査は、マークの死によって終わりを告げたのでした。

犯人マークコンディットをジャスティンは

FBI特別捜査官ジャスティン・ウィルソン(Justin Wilson)さん
は犯人のマークコンディットのことを語りました。

マーク・コンディットは23歳でオースティンでは、名家の長男でした。
地元でも知られた名家コンディット家の長男として生まれたマークでしたが、学校では周囲と馴染めず、不登校を繰り返しました。

電子機器の工作だけは、熱中できたという、その特技を活かして
システムエンジニアとして働き始めるも職場でも周囲と馴染めずに解雇されてしまったといいます。

その後、両親とも折り合いが悪くなり、実家を出て、質素な家を借りて引きこもるようになっていったそうです。

マークは、直前に報われない半生を語っていた録音テープを残していました。

録音の中で俺はサイコパスだと決めつけていたという。

サイコパスとは、精神障害の一種で感情が欠落していて他人の痛みが感じられないというもの。

マークは孤独で確かめたかったのかもしれないとジャスティンは言いました。

知らない誰かを傷つけて、自分の感情はどうなのか、何も感じないのかを確かめたかったのではと、実際はどうだったのかはわからずじまいでしたが。

さらに録音には、大勢の人を道連れに死んでやるともふきこまれていたそうです。

誰かが手を差し伸べていて、マークの孤独を分かってあげられたら、この犯罪は行われなかったのかもしれない。とジャスティンは言っています。

さらにジャスティンは
「犯罪は、世の中のゆがみを映し出す鏡なのだ」

確かに、その時に起こっている事件の奥にある問題が今社会に足りない部分によって起こってしまったことが多いなと思いました。

マークコンディットがワールドポリスカム2に

2020年10月25日(日)20時00分~21時54分

ワールドポリスカム2~世界の警察が撮った重大事件~
【宅配便連続爆弾魔を追え!】

恐怖の連続宅配便爆弾魔を追え!警察カメラが撮った捜査最前線をテレビ初公開!
▽ドラム缶から発見された謎のミイラ…ポリスカムが見破った封印された惨劇の真相

番組内容
世界の警察カメラが撮った重大事件・衝撃事件の緊迫映像をもとに制作したリアルドキュメント▽全米震撼!トランプ大統領も激怒…宅配便を装った連続爆弾魔を逮捕せよ!警察カメラが撮った捜査最前線映像…狂気の犯行動機とは?
▽ドラム缶から発見された妊婦のミイラ…ポリスカムに残されたボロボロの手帳・浮かび上がった謎の数字が明かすミイラの正体とは?封印された事件の真相に迫る!

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