ドコモ口座の提携銀行は？地方銀行の口座から不正に預金が引き出される
ドコモ口座の提携銀行は？地方銀行の口座から不正に預金が引き出される
追記：9月9日現在、35件1200万円の被害が出ているということです。
2020年9月8日、一部の地方銀行において、電子決済サービス「ドコモ口座」を通じた不正利用が発生していると発表しました。
地方銀行の口座から不正に預金が引き出される被害が複数発生しています。
現在は、ドコモ口座への新規登録を停止している銀行も多数出ています。
ドコモ口座、17銀行と連携停止 不正預金引き出しで、地銀に被害 | 2020/9/9 – 共同通信 https://t.co/7sYLWgjYxN
— 共同通信公式 (@kyodo_official) September 9, 2020
「ドコモ口座」不正引き出し 被害相次ぐ https://t.co/UbpBE7n1Oo #日テレNEWS24 #ntv #日テレ
— 日テレNEWS / 日本テレビのニュース・速報 (@news24ntv) September 9, 2020
目次
ドコモ口座から不正利用で複数の地方銀行で被害
ドコモ口座から不正利用は
銀行利用者の情報を取得して、預金者になりすましてドコモ口座を開設して、その後地方銀行預金からドコモ口座にチャージする形で預金を不正に引きだしています。
地方銀行のセキュリティの甘さを狙った詐欺だったようです。
ドコモ口座のWebサイトから銀行口座を登録する時に
銀行も登録には『口座番号』と『4桁の暗証番号』があればできてしまうセキュリティの甘さがあったとされています。
一方で、セキュリティを高くすると、操作や手続きが面倒になってしまい、使いにくいと敬遠されてしまうという地方銀行のジレンマがあるようです。
ドコモ口座の魅力は
ドコモ口座は、NTTドコモが提供する電子決済サービスで
ネット上の口座と連動させて買い物や出金などができるサービスです。
大手銀行3社（みずほ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行）他
地方銀行の口座から直接チャージできることが大きな魅力となっていました。
ドコモ口座の提携銀行は
大手銀行
みずほ銀行
三井住友銀行
ゆうちょ銀行
地方銀行（五十音順）
イオン銀行
伊予銀行
池田泉州銀行
愛媛銀行
大分銀行
大垣共立銀行
紀陽銀行
京都銀行
滋賀銀行
静岡銀行
七十七銀行
十六銀行
スルガ銀行
仙台銀行
ソニー銀行
但馬銀行
第三銀行
千葉銀行
千葉興業銀行
中国銀行
東邦銀行
鳥取銀行
南都銀行
西日本シティ銀行
八十二銀行
肥後銀行
百十四銀行
広島銀行
福岡銀行
北洋銀行
みちのく銀行
琉球銀行
18行の銀行がドコモ口座から新規登録を停止していますが
18行の詳細は公表されていません。
ドコモ口座の不正利用は
NTTドコモの発表によると、一部銀行の口座番号やキャッシュカードの暗証番号等を悪用したものであり、ドコモ口座システムからの情報漏えいではないと発表しています。
銀行利用者の情報を取得して、預金者になりすましてドコモ口座を開設して、その後地方銀行預金からドコモ口座にチャージする形で預金を不正に引き出しています。
どこからの情報漏洩なのでしょうか。
今後も被害者数が増加する可能性があるのみて注意を呼び掛けています。
公表されている銀行は
少なくとも宮城県の七十七銀行、福島県の東邦銀行、岡山県の中国銀行
岐阜県の大垣共立銀行もドコモ口座を通じた不正取引の疑いがある事例が判明してドコモ口座への新規登録を停止したと発表します。
イオン銀行も新規登録を停止したことを発表しています。
