鈴木竜生バイクモトGP Moto3初優勝ポールポジションから!「和製イタリア人」

鈴木竜生バイクモトGP Moto3初優勝ポールポジションから!
「和製イタリア人」ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリが運営するSIC58 Squadra Corse
世界最高峰のバイクレーサーモトGP!そのMoto3クラスで
鈴木竜生がポールポジションから初優勝へ

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目次

鈴木竜生(すずきたつき)バイクレーサー初優勝

2019年9月15日は鈴木竜生にとって忘れられない日になりました。
MotoGP第13戦イタリアサンマリノグランプリMoto3クラスで鈴木竜生がポールポジションからの初優勝を飾りました!

グランプリレギュラー参戦5シーズン目、84戦目の初優勝
おめでとうございます!!

2019年シーズンのMoto3クラスには5人の日本人ライダーが参戦
鳥羽海渡
佐々木歩夢
真崎一輝
小椋藍
で4人は同級生(2000年生まれ)。

鈴木竜生は「和製イタリア人」

鈴木竜生は、2015年からモトGPのmoto3クラスに参戦しているが
2017年から故マルコ・シモンチェリ(2011年にモトGPクラスのレース中に事故死)の父であるパオロ・シモンチェリが運営するSIC58 Squadra Corseに加入。

今季は3年目、21歳になります。

鈴木竜生は
「チームのホームグランプリ、そして、シモンチェリさんの名前がついたサーキットで初優勝を達成できて、本当にうれしいです。初表彰台に立ったスペインGPもうれしかったレースですが、それとは比べられないほど最高の気持ちでした」

と初優勝に感慨ひとしおのようで、「僕の“ホーム”になった」
との喜びようです。

鈴木竜生は、このチームへ移籍した初年度の2015年からシモンチェッリ氏の一家にかわいがられて常に行動を共にしている。

近くに定住し、「和製イタリア人」とヘルメットの後頭部に記しているとおり、今ではイタリア人のチーム関係者やジャーナリストたちにも仲間として扱われている。

日常生活のレベルからごくあたりまえのように交流を深めることで緊密なコミュニケーションができあがり、それがレースの現場でも深いレベルでチームとの微妙な意思疎通となってあらわれる。

これは、鈴木竜生のみでなく、どのライダーにもいえることで
チームの地元といかに家族のように溶け込み
人間同士が信頼を獲得しあい、才能や持ち味を発揮するときは、言語や国境の障壁など易々と超えてしまうものだ。

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鈴木竜生のバイクライダーとしての歩みは独自ルートで

鈴木竜生(すずきたつき)1997年9月24日 21歳。
千葉県出身。

4歳のときにレース好きの父親の影響でポケバイでレースを始める。
小学4年生までポケバイレースに参戦。
中学3年生までミニバイクレースに参戦。

中学3年生のときに、世界チャンピオンのケニー・ロバーツと原田哲也に出会ったことがレースへの取り組みを変えることになったといいます。

その年の暮れには、アメリカのケニーランチでのトレーニングに参加。
2013年(高校生)にはロードレース地方選手権のもてぎ選手権、筑波選手権、SUGO選手権のJ-GP3クラスに参戦。

2013年シーズン後半にはスペイン選手権(CEV)の終盤2戦にスポット参戦。

2014年からCEVのMoto3クラスにレギュラー参戦。

2014年はアジア・タレントカップが始まった年で、鳥羽と佐々木はアジアから世界をめざす道を選んだ。

しかし、鈴木竜生はスペインからの世界を目指す別ルートを選択いました。

2015年 世界グランプリMoto3クラスにレギュラー参戦
(所属していたフランスのCIPチームの世界グランプリMoto3クラスのシートが空いたため。)

2018年も優勝するチャンスがあった年でしたが、ギリギリの所で逃していた。

ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで優勝するためだったのかもしれないと思えて仕方ありません。
天国でマルコ・シモンチェリも喜んでいるでしょう!

モトGPは日本グランプリはツインリンクもてぎで

2019年10月18日(金)~20日には、日本グランプリが待っている。

場所はツインリンクもてぎで行われます。
鈴木竜生をはじめ、日本選手の活躍に期待していたいです。

サンマリノグランプリの次のMotoGP第14戦アラゴンGPで
Moto3クラスルーキー小椋藍が初表彰台を獲得。

2番手スタートからで混戦を勝ち抜き2位でフィニッシュ。
初の表彰台。

鈴木竜生は2位争いをしていたが、結局6位に終わった。

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