柴野大造はジェラード職人、アイスとの違いは何? イタリアで世界チャンピオンを情熱大陸が密着!
柴野大造はジェラード職人、アイスとの違いは何?
イタリアで世界チャンピオンを情熱大陸が密着!
目次
柴野大造はジェラード職人、本場イタリアで世界チャンピオンに
柴野大造は、世界最大のジェラート祭
「イタリア・パレルモで開かれた世界最大のジェラート祭」
コンペティション部門で2017年で優勝。
並み居るイタリア人職人を破って史上初のアジア人チャンピオン
辛口で知られる審査員長が
「日本で開かれるすしの世界大会でイタリア人が優勝するようなもの」
と柴野大造を絶賛したという。
柴野大造が作ったジェラードは
リンゴにパインアップル、
イタリア人の多くが生臭いと苦手にする野菜の代表格、セロリをあえて盛り込んだジェラードを作った。
そのジェラートはイタリア人の味覚の常識を覆す絶妙なハーモニーを生み出し、審査員長も舌を巻く快挙
柴野大造の名前は、世界のスイーツ界に一躍とどろくことになった。
ジェラードとアイスの違いは
アイスクリームは英語。ジェラードはイタリア語。
それだけのことだと思ったら、そうでもない。
日本のアイスの規格は
「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」により、分類される
乳固形分 乳脂肪分
アイスクリーム 5.0%以上 8.0%以上
アイスミルク 0.0%以上 3.0%以上
ラクトアイス 3.0%以上 -
氷菓(シャーベット) - -
乳固形分とは、乳製品のうち水分をのぞいた成分のこと。
乳脂肪分は乳固形分に含まれる脂肪のこと。
シャーベットは、果物などから作ったシロップを水で薄め、砕いた氷を入れて冷やした飲料を意味する
ジェラードはフルーツジュースまたはフルーツのピューレを凍らせて作る氷菓。
余談
アメリカでは、
シャーベットは、
乳脂肪分を1ないし2パーセント含んでいなければならない
アイスクリームよりも甘味料がわずかに多く含まれていなければならない
乳脂肪分が多いか甘味料が少なければアイスクリーム、
乳脂肪分と甘味料が少なければアイスミルク、
もしくは牛乳がまったく含まれていないならばソルベ
ジェーラードは、イタリア語で「凍った」の意味を持つ
果物や野菜、ハーブやスパイス等と乳製品でつくる
イタリアのフィレンツェが発祥のアイススイーツの一つ。
素材は様々で、果物や野菜は旬のものを使うことが多く、乳製品を加えて、空気を含ませながら攪拌して凍らせて作る。
国によって、アイスクリーム、ジェラードは少しずつ違うようだ。
柴野大造が作るのはイタリアのジェラード
柴野大造が作るのはイタリアのジェラード、
果物や野菜に乳製品を加えて
空気を含ませながら、かくはんして凍らせる。
その素材が、リンゴにパインアップル、そしてセロリだった。
情熱大陸で密着
世界最大のジェラート祭でアジア人で初めて優勝した
柴野大造の
ジェラートの最新トレンドを探るためにイタリアで武者修行をする様子
さらにジェラートワールドカップで日本チームのキャプテンとしてアジア予選に挑む柴野に密着するという。
番組予告では
ジェラート職人/柴野大造▽本場イタリアが驚愕!ジェラート世界王者に輝いた日本人職人!奥能登の酪農家出身…牧場手放し製菓経験ゼロから頂点に上り詰めた43歳の素顔
番組内容
辛口で知られる審査員長が「日本で開かれる鮨の世界大会でイタリア人が優勝するようなもの」と舌を巻く快挙…世界最大のジェラート祭で史上初アジア人チャンピオンの座を勝ち取った柴野の名は一躍スイーツ界に轟いた。家業の酪農の借金は一億円以上…ジェラート作りの経験は全くなく独学で試作を続ける日々。繊細な技術が認められ、一気に世界の頂点へ!ジェラートW杯で日本チームキャプテンとしてアジア予選に挑む柴野に密着!
柴野大造のプロフィール
氏名 柴野大造(しばのたいぞう)
生年月日 1975年4月18日
血液型 O型
出身地 石川県
学歴 東京農業大学卒業
石川県の酪農家生まれ
大学卒業後家業を継いで酪農家になった。
1億円以上の借金を抱えた苦しい経営状況に一念発起。
イタリアからレシピ本を取り寄せ独学で試作を続ける日々。
ノンホモ低温殺菌にこだわった高品質な牛乳と奥能登の豊かな食材をジェラートに仕立てる繊細な技術が認められるようになっていった。
ジェラード店を2店舗まで開くようになった。
さらにテレビチャンピオンでも準優勝。