今明秀医師はドクターヘリ、ドクターカーの運用始めた救命救急医療のエキスパート プロフェッショナルに密着

今明秀(こんあきひで)医師はドクターヘリ、ドクターカーの運用始めた救命救急医療のエキスパート プロフェッショナルに密着

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目次

今明秀(こんあきひで)医師が救命救急に

今明秀(こんあきひで)医師が救命救急医を目指すようになったのは、研修医時代だったといいます。

自治医科大学を卒業して、青森県立中央病院に研修医として勤務していました。

今明秀さんが当直していた日曜日の朝、救急車で女性が運ばれてきました。
その治療方法に自分では判断できず、先輩の医師を待ち、さらに上司を待つことで、患者さんの容態は悪化、亡くなってしまいました。
「早く処置していれば」と後悔します。

その後、外科医として10年程、務めます。
しかし、今明秀先生の中の早く処置をするという
救命救急への気持ちがもっと大きくなっていったのでしょう。

1998年 日本医科大学の救急医学教室に入局し、埼玉県川口市立医療センター救急救命センターに6年勤務し、救急救命を学びます。

そして、いよいよ地元の八戸市立市民病院で救命救急センターを
立ち上げます。

過疎化の進み、雪の多いこの土地でドクターヘリ
ドクターカーを取り入れていくことなるのです。

ドクターカーとドクターヘリが同時に動くこと
さらにその場で手術ができるように装備した車も作った。

さらにリハビリにも携わることで救急からリハビリまで
一環してみることで患者さんも安心する。
これは、患者さんだけでなく、救急医の喜び、やりがいを
感じることでモチベーションアップにもなるそうです。

今明秀がプロフェッショナルで密着

NHK プロフェッショナル

仕事の流儀「地域を守る、命の闘い~救急医・今明秀~」
2019年4月9日(火)22時30分~23時20分 の放送内容

地方の救急医療のパイオニア!雪が舞う冬、医療過疎が進む青森をドクターヘリで駆け巡る!この道30年、1分1秒を争う極限の現場で命の重みを熟知する執念の医師に密着!

番組内容
医療過疎が進む青森で地方の救急医療のパイオニアとして命を救ってきた医師!この道30年のエキスパート、救急医・今明秀(60)。雪が舞う冬の青森をドクターヘリで駆け巡る!若き日に感じたへき地医療の限界と絶望。そこから、行政にドクターヘリやドクターカーの導入を訴え、体制や仕組みづくりに立ち上がった。あきらめない強い気持ちを持ち、1分1秒を争う極限の現場で患者の命と向き合い闘い続ける、信念の医師を追う!

今明秀 青森ドクターヘリ 劇的救命日記

今明秀先生監修で「青森ドクターヘリ 劇的救命日記」

この本の紹介文は

国内屈指の救命救急センターをゼロから作り上げたDr.今明秀の奮闘

八戸市立市民病院。本州最北端の地にある608床の中規模病院でありながら、その救命救急センターを知らない救急医はいない。かつて医療過疎地と呼ばれた青森にドクターヘリを導入し、病院前現場出動からER、手術室、ICU、リハビリ、一般病棟まで受け持ち、軽症重症を問わず目の前の救急患者を救急医師が一貫して受け持つ、新しい日本型救急システムを確立したその中心人物が、Dr.今明秀その人である。
2004年にたった1人から始まった八戸市立市民病院 救命救急センターを、わずか10年で国内屈指の救命救急センターに育て上げ、今も日本の救命救急をリードし続けるスーパー救命救急医の半生を描く!

20巻まで出ている人気漫画だそうです。

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今明秀のプロフィール

1958年 青森県で生まれ 60歳

結婚して3人のお子さんもいらっしゃるようです。
奥さんからクリスマスプレゼントでもらった
帽子をずっと被っている奥さん思いでもあります。

1983年自治医科大学卒業
1983年青森県立中央病院 研修医
1985年倉石村国保診療所 所長
1986年公立野辺地病院 外科
1988年六戸町国保病院 外科
1990年青森県立中央病院救命救急センター 外科
1991年下北医療センター国保大間病院 外科副医長
1993年公立野辺地病院 外科副医長
1998年日本医科大学救急医学教室に入局
川口市立医療センター 救命救急センター
2004年八戸市立市民病院 救命救急センター所長
2011年八戸市立市民病院 副院長
2017年八戸市立市民病院 院長

所属学会・資格・役職など
日本外傷学会理事
日本病院前救急診療医学会理事
日本航空医療学会会長
特定非営利活動法人 日本医療教育プログラム推進機構理事
日本救急医学会 専門医 指導医
日本外科学会 専門医 指導医
米国外科学会外傷手術インストラクター
日本外傷学会 専門医

受賞・著書・論文など
【受賞】
1993年 佳作「僻地での急性心筋梗塞の治療」財団法人自治体病院協議会
1994年 優秀賞「僻地の心筋梗塞のマネージメント」財団法人自治体病院協議会
2001年 第15回日本外傷学会優秀賞「軸椎骨折の診断上の問題点」
2001年 感謝状「本庄トリカブト殺人事件捜査協力」埼玉県警本庄警察署長
2007年 洋上救急の功績 第一管区海上保安本部長
2010年 青森県救急医療知事表彰
2012年 デーリー東北賞
2014年 平成26年度青森県自治体病院・診療所職員研究等の顕彰
2015年 平成27年度救急功労者表彰(総務大臣表彰)
2017年 第1回自治医科大学医学部同窓会地域医療奨励賞

【著書】
1) ザ・トラウママニュアル -メディカルサイエンス社 2017
2) Dr林&今の外来でも病棟でもバリバリ役立つ!救急・急変対応 -メディカ出版2017
3) そこが知りたい! 救急エコー 一刀両断! – 三輪書店2017
4) 情熱外傷診療 – シービーアール2016
5) 青森ドクターヘリ 劇的救命日記 – 毎日新聞社2014

【論文】

1) 【救急外科手術アトラス;治療戦略と緊急手術】 多発外傷の治療戦略。 救急医学 41巻10号 Page1126-1131(2017.09)
2) 【もう困らない救急・当直ver.3 当直をスイスイ乗り切る必殺虎の巻!】 本当に喀血なのか見きわめよう! 喀血。jmed mook 51号 Page110-115(2017.08)
3) ブランド化による地方都市およびへき地の救急医療提供体制の構築 八戸市立市民病院の取り組み。病院 75巻10号 Page771-776(2016.10)
4) 救急医療 集中治療の実際 多発外傷患者の集中治療の優先順位(解説/特集)。日本臨床 74巻2号 Page225-230(2016.02)
5) 高齢者エマージェンシー プライマリ・ケア医のためのスキルアップ大作戦 知っておきたい「高齢者エマージェンシー表技・裏技」。総合診療 (2188-8051)25巻1号 Page56-59(2015.01)
6) 「多機能細胞医」 救急医が語る地域医療(解説)。地域医学 (0914-4277)28巻9号 Page727-729(2014.09)
7) 地域医療のセーフティネットとしてのERの研修(解説/特集)。地域医学 (0914-4277)26巻3号 Page219-223(2012.03)
8) なるほどわかった!日常診療のズバリ基本講座(Part2) 安近短のECOな中心静脈穿刺 エコーガイド下内頸静脈穿刺のコツ(解説)。レジデントノート13巻7号 Page1258-1266(2011.08)
9) 内科医が遭遇する軽症外傷 追突されて頸が痛い 頸椎X線の適応と読影,頸椎CT,MRIの適応(解説/特集)。Medicina48巻4号 Page644-646(2011.04)
10) 救急診療必須手技?上達のポイント 穿刺 穿刺はエコーがポイント(解説/特集)。レジデントノート12巻10号 Page1783-1787(2010.10)
11) 【重症腹部外傷の外科】 脾損傷(解説/特集)。外科治療103巻3号 Page261-270(2010.09)

八戸市立市民病院の場所は

八戸市立市民病院
青森県八戸市田向毘沙門平1


青い森鉄道青い森鉄道線「八戸駅」 JR八戸線も乗り入れ 車30分

JR八戸線「本八戸駅」
八戸中心街ターミナル3番のりば(中央通り)より
市営バス(S30、S31、S32、S36)
南部バス(S35、S100、S102、S103、S104) 市民病院下車 バス

月 火 水 木 金 土 日 祝
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受付時間: 8:15~11:00
紹介予約制(紹介元医療機関からのFAX予約)
科により異なる 臨時休診あり

診療科目
内科 外科 精神科 神経内科 脳神経外科 呼吸器内科 呼吸器外科 消化器内科 腎臓内科 循環器内科 心臓血管外科 小児科 小児外科 整形外科 形成外科 皮膚科 泌尿器科 産婦人科 眼科 耳鼻咽喉科 リハビリテーション科 放射線科 歯科口腔外科 麻酔科 乳腺外科

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