井上 一星隊長が早稲田大学探検部「ワセダ山」カムチャツカ人類未踏峰に初登頂の偉業

井上 一星隊長が早稲田大学探検部「ワセダ山」カムチャツカ人類未踏峰に初登頂の偉業

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目次

早稲田大学探検部をクレージージャーニーが密着

2018年10月24日(水)23時56分~24時55分

番組予告では

松本人志×設楽統×小池栄子VSクレイジージャーニー。超名門!早稲田大学探検部が偉業達成!学生の探検と侮ることなかれ…命を懸けた熱狂的な旅の一部始終を大公開!

番組内容
▼超名門!早稲田大学探検部が、プロ顔負けの偉業を達成!学生の探検と侮ることなかれ…命を懸けた熱狂的な旅…そこには青春&情熱&対立&夢の全てが…その全記録を大公開!
▼番組から大事なお知らせ

クレージージャーニーの番組に登場する
辺境を旅する作家 「高野秀行」さんも実は
早稲田大学探検部の元部長なのだった。

高野秀行さんは早稲田大学探検部の部長時代は

アフリカのコンゴで幻の怪獣「ムベンベ」を探す旅をしていた。
そこではサルの〇焼を食すなど、凄まじい体験をしていた。

「やればできる」が原点だそう。

早稲田大学探検部はプロ顔負けの探検隊

早稲田大学探検部は学生の部活の粋を超えプロ顔負けの探検をしている

1997年 中国 タクラマカン砂漠 人類未踏エリアの横断
2002年 南米 ギアナ高地の未踏洞窟に初潜入

そして2017年には「ワセダ山」と名付けられることになった
ロシアのカムチャツカの探検となった

早稲田大学探検部カムチャツカのメンバーは

隊長       井上 一星(いのうえいっせい)21歳(当時)

副隊長・装備係  走出隆成(そでたかなり) 21歳(当時)
登山経験やアウトドア経験が豊富で装備担当

記録係      吉田健一(よしだけんいち)19歳(当時)
撮影係      小野寛志(おのかんじ)  22歳(当時)
広報係      小松陸雄(こまつりくお) 18歳(当時)
医療係      野田正奈(のだせいな)  19歳(当時)

早稲田大学探検部「ワセダ山」と名付けられたカムチャツカ

地図に名前を残すという偉業を成し遂げた早稲田大学探検部

2017年8月。公認サークル「探検部」6名による遠征隊が、ロシアのカムチャツカ半島にある標高1,300メートルの人類未踏峰に初登頂しました。

その山は「ワセダ山」と名付けられました。

井上 一星隊長が早稲田大学探検部 カムチャツカ

中学生の時、コロンブスの存在を知った。
コロンブスは大西洋を渡ってアメリカを発見した。
そこから興味が湧き

「この人はどんな人なんだろう」
「何でこんな事が出来たんだろう」と考えるようになり、

「自分もこんな人間になれないだろうか、こういう行動が出来ないかな」
思うようになったと言います。

そしてその思いを抱えたまま早稲田大学に入学。

すると、入学初日の新歓で山のようにもらったビラの中に、
「巨大アナコンダを追ってアマゾンへ」とか
「ナイル川の最初の一滴を探す!」

探検部の他とはあきらかに違う、
毛筆で書かれたビラが目に留まったという。
コロンブスへの思いが一気にあふれたのでしょう。

カムチャツカ半島での当初の目標

1.コリャーク山脈の最高峰レジャーナヤ(標高2,453メートル)に外国人隊として初登頂すること、

2.周辺の人類未踏峰に登頂すること

コリャーク山脈の最高峰レジャーナヤは標高2,453メートルと
そんなには高くないが
1976年 ロシアの登山隊が初登頂して以来、外国の隊が登頂した記録がない山だった。
そして、レジャーナヤ山も周辺には人類未踏の山が多数存在していた。

ロシアは許可が厳しく個人では中々行けない場所だといいます。
しかし、早稲田大学探検部という組織と名前で許可が下りたのだろうと
個人の探検家からすると羨ましいことらしい。

早稲田大学探検隊のカムチャツカでの行動は

まずは、カムチャツカ半島の北部のティリチキという町
ここで通訳兼ガイドの アントンと合流する。

そこから移動するのに水陸両用船「ホバークラフト」などを利用して日本を出発して8日目 探検のスタート地点「アチャイバヤム」に到着する。

アチャイバヤムからレジャーナヤ山のベースキャンプまでは
湿地帯のため、キャタピラ装甲車でいく予定だった。

しかし、数日前の大雨のため川が氾濫して装甲車が使えない
そして、ボートでの移動になった。
さらに、ボートが小型のため、一人5キロずつ荷物を減らしてほしいとの要求も出た。
減らす物は食料、米は全部、パスタは半分に、ドライフルーツ
ナッツも半分に。

食料は減るのに徒歩の距離は50キロ増える、中止レベルの問題だったが、探検を続行。

ボートに行けるところまで、行き、そこからは徒歩となる。
湿地が多く、登山靴は濡らすわけには行かず、いちいち脱いだり履いたりしなくてはならなかった。

さらに悩まされたのは虫や蚊に刺されること。
カムチャツカブラウンベアという体長3メートルの大きな熊がいるという。

当時のインタビューでは

ところが、豪雨による川の氾濫で、手配していたキャタピラ装甲車が走行不能になったり、ボートに乗ることになって、重量制限のために持っていた食糧の半分を捨てることになったりと、トラブルが続発しました。計画を変更せざるを得なくなって、レジャーナヤ登頂の夢はかないませんでしたが、未踏峰初登頂の目標は達成することができ、3月22日に「ワセダ山」命名の申請がロシア連邦政府より正式に承認されました。2018年中には「ワセダ山」と記載された地図も発行される予定で、今は達成感でいっぱいです。

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