ロレーナ サンダルランナー「ハセツネカップ」へ

ロレーナ サンダルランナー日本山岳耐久レース「ハセツネカップ」へ
メキシコの山を走る「走る民族・ララムリ」の最強ランナーロレーナさん
日本でも有数の山岳耐久レース「ハセツネカップ」に出場するために来日

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目次

以前仰天ニュースに取り上げられていた

ウルトラマラソンの優勝者
「走る民族・ララムリ」として2017年4月に放送
メキシコの標高2100メートルの山岳を50キロ走る超過酷な大会
女性50キロ部門でロレーナ・ラミレスさんが7時間3秒で1位となった。

その姿にも驚かされた。
それはスカートにサンダルという姿
番組ではその彼女を取材するためにメキシコ、チワワ州へ

ウルトラマラソンとは

れはマラソンよりも距離が長く、
ときには道なき道を数日間かけて走ることもある過酷なレース

メキシコのチワワ州は

「チワワ」は
日中の気温は30度を超え、乾燥した山岳地帯が続いている。

そこに住む「走る民族のララムリ」へ取材へ
しかし、地元のドライバーさんによると
ララムリは超人見知りな人が多いから取材は大変とのこと

空港から5時間舗装されていない道から
さらにロレーナさんの家は3時間かかるという。

その家は森の中にポツンと佇む家。まわりに全く何にもない場所だった。

その家族は

両親と7人の兄弟たちの9人家族だった。
お母さんはマリアさんをはじめ目も合わせてくれなかったという。
長男のマリオさんだけは話好きの人がいてくれて助かったという。
履いているのはあのサンダル

「ワラッチ」と言って車のタイヤを材料に自分たちで作っているもの
スタッフも履かせてもらうと、薄く地面の硬さが直で伝わってくる。
彼らによると、足の裏の感覚を感じられるこの薄さが一番走りやすいという

ララムリとは

現地語で「走る民族」という意味
彼らはその昔、他の民族の支配を避けるため、山奥に逃げ込み、
隠れるようにして生きてきた。
現在でも閉鎖的で人見知りな人が多いのはその名残と言われている
毎日の山奥での生活で足腰を鍛えられているという。

ウルトラマラソンでその実力を発揮

彼らを有名にしたのは
1996年、アメリカ・ロサンゼルスの160キロを走る
ウルトラマラソンに突如現れ、優勝と上位を独占

それ以来、「世界一長距離走が得意な民族」と呼ばれ、様々なレースで結果を残している。

男性も女性も、伝統衣装のスカート、サンダルを履いて走る

自給自足の厳しい生活だった

山奥で何もない場所で暮らすのはとても過酷
電気もなく水道もない。

毎日、生活に必要な水を往復2キロかけて山まで汲みに行く
水場までは超険しい山道。途中からはさらに傾斜が急になるため歩いて登る。
標高2000メートルを越えるので酸素も少ない。
帰りはポリタンク1つに20リットルを入れ、それを背中に背負いながら帰っていく

さらに、薪集めに往復2キロ。
まだまだある、家畜のヤギの放牧におよそ8キロを歩く。
1日合計12キロの超険しい山歩き

ロレーナさんは6歳からそんな生活を続けている。
だから、マラソンのためのトレーニングというものをしたことがない。
しなくても毎日自然とトレーニングをしているのだ。

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家族で上位を独占

レースの賞金が彼らの生活資金となる。
レースがあると家族で参加するとという。

ウルトラマラソンの参加を取材

番組に取材したレースは
高低差が標高2500mから一気に1000mの谷底まで駆け下り、また登るという過酷なレース

ロレーナさんは2位以下をおよそ10分も突き放し、
女性部門でダントツの優勝
記録は、12時間44分22秒。

それもスカートとサンダル姿のまま
2位でゴールしたのは、妹のホアニータさん。
63キロ部門で長女のタリーナさんは3位
100キロ部門でお父さんは5位

一家で手にした賞金はおよそ30万円

貴重な生活費となった。

ロレーナさんが「ハセツネカップ」に出場するため来日

レース後
早いが人見知りの激しいロレーナさんが来日し
仰天ニュースに登場する。

お父さんとお兄さんは話好きだからか
きっと生活のため、家族のために出演を決めたのかもしれない。

その人見知りのロレーナさんにMCの鶴瓶さん、中居くんは
どう絡むのかも見もの。

彼女の走りは番組で紹介される

ロレーナはレースは、「失格」となってしまった。
70kmまで水の補給をしていはいけないというルールがあった。

それを知らずに人から水をもらい飲んでしまったのだ。
もちろん、レースでは大健闘していた。が記録は残らず。

「できたら、来年リベンジしたい」とロレーナは言っていた。
実現してくれることを祈る

ハセツネCUPとは

ウィキペディアによると
ハセツネCUPもしくは長谷川恒男カップは「日本山岳耐久レース」ともよばれ、1992年より毎年開催されている東京の山岳地帯を走る総距離71kmのウルトラマラソン。累積標高差4582m

名称は日本の登山家、長谷川恒男に由来する。日本では最も古くから行われているウルトラマラソンのひとつ

概要は
日本トレイルランニングレースのパイオニアとして知られる古いレースで、通称「ハセツネ」とよばれ、日本最高峰レースのひとつとして数えられる。 エイドステーションは一箇所で、コース難易度も高い。参加者も2000人を越える日本最大規模のトレイルランニングレースである。
距離71.5km、累積標高差4582mの平均傾斜は6.4%であり、国際的なトレイルレースのもっとも過酷な部類、Category ALに相当する[5]。
制限時間は24時間。男性のコース記録は7:01:13(上田瑠偉、2014年)、女性の記録は8:54:07(櫻井教実、2008年)。
コースは平均的なハイカーのペースで約5日半(45時間)かかる距離で、参加者はこのコースを7時間から24時間で走破する。

完走率は75%前後と過酷さがわかる。

そのレースをロレーナさんはどう走るのか

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