サルモネラ菌は卵だけでなく、生肉、野菜も! 夏に注意の食中毒にならないために気を付けること

サルモネラ菌は卵だけでなく、生肉、野菜も!
夏に注意の食中毒にならないために気を付けること

スポンサーリンク



目次

サルモネラ菌は卵に注意か

夏になると食中毒に注意しなければなりません。
小さいお子さんがいる場合は、免疫力が弱いので家庭でも
十分気を付けてあげることが大切です。

なぜ、サルモネラ菌というと卵かというと
卵の殻にサルモネラ菌ついていることが、海外では当たり前だからです。

海外では生卵は食べる習慣がありません。
食べてはいけないのです。
食中毒の危険性が高いからです。

日本の卵はというと、殻をちゃんと消毒をしているから
ほぼ、安全といえるといいます。

ヒビが入ってしまった卵は隙間からサルモネラ菌が入り込む可能性があるので生で食べるのは危険と言えます。

サルモネラ菌と言うと生卵と思われますが、
加熱が不十分な肉類、野菜からも感染することがあります。

心配な時は、加熱して食べることを心掛けるとよいのかもしれません。

サルモネラ菌はどのくらい加熱すればよいか

菌は熱に弱いものです。
加熱すれば大丈夫を思ってしまいます。

主な食中毒菌の死滅条件

サルモネラ属菌    75℃ 1分
腸管出血性大腸菌   75℃ 1分
カンピロバクター   75℃ 1分
リステリア      65℃ 数分
ノロウイルス     85~90℃ 90秒間以上

こう見ると100℃までいかなくても割と低い温度で1分も加熱すれば大丈夫だと高をくくってしまいそうですが。

調理時間は

肉や魚の加熱時間を調べると、厚さ1㎝程度を
煮ると中心まで熱が伝わるまで約8~10分かかるそうです。

焼くのも同じくらい

揚げるのは、5~7分かかり、冷凍されていればさらにかかります。

煮すぎたり、焼き過ぎたり揚げすぎてしまうと
焦げたり、固くなってしまうため
時間が足りないと菌がまだ残っているため食中毒になってしまうことがあるそうです。

スポンサーリンク



サルモネラ菌食中毒対策

菌が増殖するのに好きな環境は、湿度が高く20℃~50℃です。
梅雨から菌が大好きな季節と言えるでしょう。

普段の食中毒対策として必要なこと3つ

1.菌を付けない。
2.菌を増やさない。
3.菌を死滅させる。

食中毒にならない料理するのに気を付けること

・蛇口に菌が付いていることが多いため、外から帰ったら
キッチンではなるべく手を洗わないようにする。
もしも洗うのであらば、蛇口をこまめに洗うようにする。

・生肉と野菜のまな板を変える。
・生ものを切ったり、卵を割ったら時間をおかずにすぐに調理をする。
・生ものを調理した調理器具も時間を置きすぎずに洗う。

サルモネラ菌とは

サルモネラとは、細菌による感染症で複数のサルモネラ属によって引き起こされます。

サルモネラ属は、家畜(鶏、豚、牛)の腸内、そのほか鳥類や爬虫類などにも存在するごくありふれた細菌ですが
近年では、抗生物質が効きづらい耐性化が問題になっています。

食中毒の症状

サルモネラ菌の潜伏期間は、通常の胃腸炎では6~48時間と言われます。

胃腸炎での症状は消化管症状で、下痢、悪心、嘔吐、腹痛、発熱などがみられます。

小児や高齢者では脱水を起こすことも多いため、注意が必要です。

スポンサーリンク