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風疹ワクチン 無料接種 男性の対象年齢は?
クーポン券が送付!安心できる抗体の数値とは

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風疹ワクチンは40歳から57歳の男性に無料接種

風疹は、妊婦さんにとってとても怖い病気です。
赤ちゃんに影響が出てしまうことがとても多いからです。

風疹は麻疹(はしか)と同様に、発症してからウイルスを抑える治療薬はありません。
なので、ワクチン接種による予防が最も有効な対策なのです。

風疹は、感染しても高熱や発疹といった症状が表れない場合があります。
また14~21日間程度の長い潜伏期間があるため、自分が感染していることに気づかずに、人にうつしてしまうこともあります。

風疹の流行の中心は、40代から50代の男性であることが分かっていて風疹の抗体保有率が低いのです。

妊娠に気づかない女性などが、職場や街中で風疹に感染してしまうことを防ぐためです。

この年代は、ワクチンの定期予防接種制度の関係で、一度も風疹の定期予防接種を受ける機会がない年代でした。

そのため、厚生労働省は、40歳から57歳の男性にワクチン接種を
無料で行うことを決めました。

風疹ワクチンの無料接種の期間、対象年齢、方法は

厚生労働省の発表によると
風疹の抗体検査を受けて免疫が十分でないと判定された場合
原則無料でワクチン接種を行う。

期間 2019年からの約3年間

対象年齢 1962(昭和37)年4月2日から1979(昭和54)年4月1日生まれの男性

抗体検査 市区町村が送付するクーポン券を使用して受ける(無料)
クーポン券は約3年の期間内に年齢に応じて段階的に送付される。
その後、免疫が十分でないとワクチン接種する。

予防接種では、
1回の予防接種で約95%の方が免疫を獲得。
2回の予防接種を受けることにより、免疫を獲得することが
より確実(約99%)となるため、2回することが推奨される。

クーポン券の送付と利用方法は

クーポン券は、市区町村に関係なく、医療機関で採血することができる。

なので、
・土曜・日曜・祝日に開院している医療機関があればできる。
・職場近くの医療機関で、昼休みでも大丈夫。
・職場の定期健診での採血を利用するのでも大丈夫。

と、とてもハードルが低いので、これからの未来ある子どものために是非に検査をして頂きたいです。

抗体検査の結果、抗体数値の基準は

抗体検査は血液検査で分かります。
風疹の抗体の数値はこれみることでわかります。

抗体の数値の基準

抗体の数値は、風疹の抗体価の方法は2つあります。

HI法とEIA法

HI法:Hemagglutination Inhibition test (赤血球凝集抑制法)

8倍未満・・・免疫の保有していないため、風しん含有ワクチンの接種を推奨。

8倍・16倍・・過去の感染や予防接種により風しんの免
疫はありますが、風しんの感染予防には不十分。
感染によりお腹の赤ちゃんなどへ影響が生じる可能性があり。確実な予防のため、風しん含有ワクチンの接種を推奨。

32倍以上・・風しんの感染予防に十分な免疫を保有している。
風しん含有ワクチンの接種は、基本的に必要なし

EIA法:Enzyme Immunoassay (酵素抗体法)

陰性 又は 判定保留・・免疫を保有していないため、風しん含有ワクチンの接種を推奨。

陽性(EIA価8.0未満 又は国際単位①30IU/mL未満、国際単位②45IU/mL未満)
・・・過去の感染や予防接種により風しんの免疫はありますが、風しんの感染予防には不十分。
感染によりお腹の赤ちゃんなどへ影響が生じる可能性があり。確実な予防のため、風しん含有ワクチンの接種を推奨。

陽性(EIA価8.0以上 又は国際単位①30IU/mL以上、国際単位②
45IU/mL以上)
・・風しんの感染予防に十分な免疫を保有している。
風しん含有ワクチンの接種は、基本的に必要なし

風疹のワクチンは1回の接種で約95%、2回の接種で約99%の人に免疫ができるとされています。
ただし、ワクチンを2回接種しても、十分な免疫がつかない人もいます。

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風疹の流行と母子感染

妊婦さんが風疹に感染すると、生まれた赤ちゃんに難聴や白内障、先天性心疾患などの先天性風疹症候群を起こしてしまうことあります。

妊娠20週ころ(妊娠6ヶ月)まで、特に12週(妊娠4ヶ月)までの
妊娠初期の女性が風疹に感染すると、発症する確率が高くなるそうです。

2012~2013年の流行時に風疹患者報告数は1万6730人に上りました。
その中で45例の先天性風疹症候群が確認されています。
しかし、これはあくまでも報告数なので、実際には、もっと多いのではは言われています。
さらに、45例の中で11人の方が亡くなってしまったそうです。

2019年でのすでに2例の報告があるようで、今後さらに増えていくことも予想されます。

男性は妊娠しないからと子供の頃、風疹の予防接種がなかった40代の男性。

その男性たちが、結果風疹にかかってしまい、職場で妊娠している女性に感染させてしまうことはとっても怖い事です。

血液検査をして、抗体の数値をみて、風疹の抗体がなかったら
予防接種をすれば、安心なことです。
積極的に検査を受けていただきたいです。

戦後の風疹の大流行

1964年には米国で1250万人が風疹に感染する大流行があり、
2万人の赤ちゃんが先天性風疹症侯群を発症しました。

翌年の1965年に沖縄でも風疹が流行し、408人が先天性風疹症候群を発症しています。
沖縄では、流行時に先天性風疹症候群を発症し聴覚障害を患った子どもたちのために、聾(ろう)学校が設立されました。

この学校に通う少年の甲子園に憧れ、野球部の設立して目指す実話を基にした作品『遥かなる甲子園』は
単行本、漫画、映画、舞台などになっています。

「自分たちと同じ経験をする人をこれ以上増やしたくない」と
「風疹をなくそうの会『hand in hand』」も発足されています。

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