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佐喜眞保 CBブレース 義肢装具士 ヒザの痛みから解放し「歩く喜び」を妻にアンビリバボーの開発!

佐喜眞保(さきまたもつ)さん、株式会社佐喜眞義肢の代表取締役社長
「CBブレース」という
ひざの痛みを和らげ、自力で歩く力を取り戻す関節装具
「歩く喜び」を妻に知って欲しいと作ったもの。
2017年10月12日のアンビリバボーで放送される

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佐喜眞保(さきまたもつ)さん自身も障害者だった

佐喜眞保さんは幼少期、背骨が変形する「脊椎カリエス」という病気にかかっていた。
身長143㎝と小柄
小、中学校はコルセットを着けて母親に付き添われての登下校だった。
自分に明るい未来などないと孤独な日々を送っていたという。

26才の時には、背骨を矯正するために骨の一部を摘出するという大手術を受け、1年に及ぶ苦しいリハビリを体験した。

しかし佐喜眞はある時、医師にこう言ったという。「もう一回手術をしてください。あと2センチ大きくなりたい」医師は答えた。「危険な手術をもう一度なんてばか野郎。今のままで十分だ。」振り返って佐喜眞は語る。「でも障害者って、そういうものさ。」

もっともっと我慢せず豊かな人生を送りたい、その障害者の本音がわかる
良いものを作りたいと思う佐喜眞保の挑戦に原点である。

中学時代は体罰を受けていた。

ヤンチャだった佐喜眞保少年は、ヒザの裏に竹ぼうきの柄を挟んで正座されられるという罰を受けていた。

この体罰の竹ぼうきは「CBブレース」の開発の原点に繋がることになる。

迷走し続けた青年時代

中学を卒業したのち定時制高校に入るも自主退学。
横浜の親戚に預けられるも逃げ出す。

テレビで紹介されて大ブームになった「愛国から幸福ゆき」切符を求めて北海道へたどり着く。

下車した「石狩当別」の鉄工所で働く

障害に負けまいと鉄工所での力仕事にがむしゃらに打ち込んだ10代から20代で社長にも気に入られる。

その社長の勧めでお見合いしたのが現在の妻マチ子さん。
マチ子さんは脳性麻痺を患い、歩くのが困難だった。

マチ子さんと結婚

結婚後24歳の時に勤務中に7メートル下に転落
背中を強打してしまう。

妻の勧めで妻の足を治療した医師に背骨をみてもらうことにする
この医師は背骨の治療では有名な医師だったという。
脊椎カリエスが悪化しているとの診断。
そのため激痛を伴う手術を行うことを決心する
1ヶ月に及ぶ入院生活、リハビリで「脊椎カリエス」が完治
身長が2㎝も伸びた。

手術したことで2㎝も身長が伸びるなんてともう一度手術をしたいと医師に要求。
医師の答えで先にも述べた通り
「危険な手術をもう一度なんてばか野郎。今のままで十分だ。」
振り返って佐喜眞は語る。
「でも障害者って、そういうものさ。」

その手術での喜びを妻にも味わってもらいたく義肢装具士のべんきょうを始める

1980年義肢装具の会社を立ち上げ独立する。

1980年、故郷の沖縄県宜野湾市で 株式会社佐喜眞義肢を設立
住所  〒901-2206 沖縄県宜野湾市愛知462-1
設立 2003年5月
創業 1980年4月1日
資本金 7000万円

【北海道出張所】〒069-0853 北海道江別市大麻高町17-11

初めはうまくいかず借金がかさむ日々
そんな時は妻のマチ子さんが頭を下げるという繰り返し。
奥さんは債権者のお金の回収を待ってもいいと思える人柄
それにどれだけ助けられたかとのちに佐喜眞保さんは語っている。
義肢としての腕は優秀だと評価は高かった。

妥協しない職人気質の佐喜眞保さんは仕事は少なかったが
評価は高かった

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転機の注文が入る

くも膜下出血で半身まひとなってしまった40代の奥さんを
なんとか歩かせてあげたいという夫からの依頼だった。

足首が固定できず、班長膝になり、立ち上がることできない。
という症状だった。
足首を固定しても膝が安定できず歩くことはできなかった。

「やります!」と引き受けたものの

何度も試行錯誤を繰り返してもうまくいかない
「できるっていっただろう!!」と怒鳴られる事もあったという。
そしてとうとう「もう無理です、すみません」と謝ると

旦那さんは怒ることなくがっかりと肩を落として帰っていたという。
その後ろ姿を見た時に職人魂に火が付いた
「諦めない!」
「もう一度チャンスをください!」と進言する

中学校時代の体罰をヒントに

竹ぼうきを膝裏において正座をさせられていた中学時代の体罰を思い出す

ヒザの裏に細い支えを付けてそれを支点にすればヒザは安定するのでは?

そして、奥さんに装着すると
なんと、支え無しで歩けてはいるではないか!

遂にオリジナルの義肢装具が完成

秘密は1本の“棒”にあった

1999年のことついにオリジナルの義肢装具が完成する。
それが「CBブレース」

軽いうえに、効果バツグン。そんな性能をもたらしたのは、製品名にもなっているCB(センター・ブリッジ)という、“棒”にほかならない。

「特許2903509号」として登録されている

注目すべきはその効果で、脚をさすりながら生活していた人が、装着しただけでスムーズに歩けるようになり、ほとんどの場合、使い始めて2、3カ月で関節症そのものに顕著な改善がみられるのだという。「痛くない、楽に歩ける、だから喜んで歩く。それによって骨を支える脚の筋肉が回復する」というのが、その理由である。
引用:日経ビジネス

2001年
文部科学省「文部科学大臣賞」

2005年
第1回「ものづくり日本大賞」経済産業大臣賞受賞

を受賞するまでなる。

メディアにも取り上げられる

NHKのプロフェッショナル「仕事の流儀」
2007年11月13日放送

その後も膝が痛くて歩けなかった人がCBブレースを付けて
沢山の人が歩けるようになっている。

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