Pocket

つぶあんと小倉あんとこしあんの違いは?あんこの歴史やカロリーについて

スポンサーリンク



つぶあんとこしあんの違いは

あんこというと、つぶあんとこしあんのイメージです。

つぶあんは小豆の粒を粒をつぶさないように焚き上げていて
皮が残ったままで、つぶつぶが残っているからつぶあん

一方、こしあんは、裏ごしして、小豆の皮を無くしてなめらかにしたものというイメージでした。

しかし、つぶあんには、もうひとつ製造法によって分類されています。

つぶあんとつぶしあん

その違いは、

つぶあん(粒餡) – 小豆をなるべく皮を破らないよう裏ごし等をせず豆の形を残した餡 。
柔らかく煮上げて渋を切り、その生餡に甘味を加えて練り上げる。
つぶしあん(つぶし餡) – 小豆を潰すものの豆の種皮は取り除かないもの。
引用;Wikipedia

つまり、和菓子の中に入っているつぶあんとは製造法に分類によると「つぶしあん」だったことになります。

つぶあんと小倉あんの違いは

小倉あんというと、皮は残っていて、つぶあんと同じイメージ。

つぶあんと小倉あんの違いってなんなのでしょうか。
もしかして同じもので呼び方だけが違うものだったりして。。

調べてみると、違いはしっかりありました。

まず、つぶあんと小倉あんは、豆の種類が違います。
つぶあんは、小豆。

小倉あんは、京都の小倉山でとれた大納言という大粒の豆を煮て作ったものです。
大納言につぶしあんこしあんをまぜたものを小倉あんと呼ぶようです。

Wikipediaによると

小倉あん – つぶし餡やこし餡に蜜で煮て漬けた大納言を加えて加工したもの。煮崩れしにくい大納言種の小豆の粒餡と粒の小さい普通小豆のこし餡を混ぜたもの

つまり、本来の小倉あんは、つぶあんもこしあんも入っていて
さらに京都の小倉山付近で栽培された大きめの豆の大納言を混ぜたものでした。

しかし、最近では、粒あんのことを小倉あんと呼んでいることも多いことから、区別がつかなくなってきているのでは?とされている。

あんこの歴史は

そもそも、和菓子の代表とも言える「あんこ」はいつ頃から
食べられていたのでしょうか。

はじめは、あんことは呼んでなく「餡(あん)」でした。

砂糖は貴重品であったため、砂糖を使った甘いあんこは
安土桃山時代になってからで、それまでは塩味でした。

「餡」はもともと詰め物という意味があって
餅の中の肉餡を指していました。

聖徳太子の時代に中国から日本に伝わったとされています。
中国菓子で用いられる肉餡がその原形となっていると考えられてます。

小豆を用いた小豆餡が開発されたのは鎌倉時代とされるます。
鎌倉時代は、小豆を煮た餡が作られるようになります。
しかし、砂糖はまだ使われておらず、塩味でした。

安土桃山時代になって甘い餡が用いられるようになります。
しかし、砂糖を使ったあんこは江戸時代の中期になってからだそうで、高貴な身分に限られていたようです。

餡の意味

日本語では「餡(あん)」意味は4つあります。

1.小豆などの豆類、サツマイモ、栗などを煮て砂糖を加えて練ったもの。

2.饅頭や餅、中華点心の包子(餃子、焼売など)などの中に包み込むために調理した挽き肉、野菜などの具。

3.水またはだし汁に葛粉、片栗粉などのデンプン粉を加えて加熱しとろみをつけたもの。

4.その他、全般的に外側の中に詰めるもの。

スポンサーリンク



小倉あんの歴史

つぶあんの歴史は諸説ありますが、小倉あんから調べると
次のようになります。

飛鳥時代、僧侶が肉の代わりに煮た小豆を食べたのがつぶあんの始まりとされています。
塩味でご飯のおかずでした。

平安時代、京都の天皇御用達の「亀の甲せんべい」を作っているお菓子屋さんに和三郎という職人によって、作られました。

当時は、天皇に地域の名産品を献上する習わしがあり
和三郎は「亀の甲せんべい」よりもっと他にないかと考え

おかずの塩味だった煮た小豆のつぶあんに砂糖を加え
お菓子としてのつぶあんを初めて作りました。
甘くなった美味しいつぶあんを献上しようとするも見た目があまりよくないことに悩みます。

803年、唐(中国)から持ち帰ったとされる2倍くらいする大きな小豆を空海から譲り受けます。
その大きな小豆を煮てみると普通の小豆と大きな違いがありました。
大きく立派なだけでなく、皮が破れずきれいに煮あがりました。
煮ても皮が破れないということで切腹を連想させない
縁起の良い豆とされ重宝されます。

豆の名前は、切腹の習慣がない公家の役職名にちなんで
「大納言小豆」と名付けれらました。

和三郎は、大納言小豆を地元の山で栽培し、甘いつぶあんを作りました。
その地元の山と言うのが京都の小倉山の近くでした。
そこから、小倉あんと名付けられました。

小倉あんは天皇に献上され、大変喜ばれました。

その後、江戸時代になると大納言小豆の値段が高騰したため
こしあんに少しだけ、大納言小豆混ぜたのが現在の小倉あんとなったとされています。

現在でも小倉山には「小倉あん発祥の地」の碑があります。

あんこの種類

甘いあんこは小豆だけではありません。

・小豆餡・・・小豆を使ったもので最も一般的

・赤餡・・・・赤インゲン豆など赤い種類の雑豆を用いた餡(小豆あんも含む)

・白餡・・・・白いんげん豆など白い種類の雑豆を用いた餡
(まんじゅうの皮や練り切りなどにも使われる)

・うぐいす餡・ 青エンドウを用いた餡

・ずんだ・・・枝豆の餡(宮城県と山形県の郷土料理)

・緑豆餡(リョクトウ)

日本食は世界からヘルシーで美しいと注目されていますが、
和菓子にはあんこは必須のものです。
小豆はアントシアニンなども豊富で健康にもよいとされています。
古くから伝わっている、伝統あるものはいいものだから長く続くのでしょう。

つぶあん、小倉あん、こしあんのカロリーは

あんこのカロリー(100gあたり)

小倉あん    232kcal
つぶあん    244kcal
こしあん    155kcal
白あん     155kcal
ずんだあん   207kcal

皮を取り除くことでこしあん方がカロリーが低いようです。

スポンサーリンク


Pocket

コメントは利用できません。